#88 ろう重複障害者の支援についての勉強会を実施しました
2024年7月12日(金)、ろう重複障害者の支援に関する勉強会を開催しました。
職員研修の一環として、にいまーるが運営する「就労継続支援B型 手楽来家」と「グループホーム かめこや」の職員を対象に行いました。
今回は講師として、社会福祉法人 埼玉聴覚障害者福祉会「ふれあいの里・どんぐり」施設長の佐藤善宜様をお招きしました。
ふれあいの里・どんぐりは、埼玉県にある、ろう重複障害専門の施設です。
2024年2月に徳島県で行われた「ろう重複施設合同研修会」にて、理事長の臼井から佐藤様にお声がけし、今回の勉強会での講師を引き受けていただきました。
研修では、職員への事前アンケートの結果をもとに、にいまーるの課題にどんなアプローチができるのかを検討しました。どんぐりでの事例を紹介していただきながら、具体的な解決方法や解決に向けた職員の心構えなどについて、お話をお聞きしました。
参加した職員からは、「にいまーるとどんぐりで同じ悩みを抱えていることが分かって安心した」「自分たちが実践してきた支援の方向性が間違っていなかったことを知れて自信になった」「ろう重複支援の専門家であるというプライドをもつ、という言葉が印象に残った」といった感想が寄せられました。また、支援に関わる事務作業を効率的に進めるために、どんぐりで取り入れている方法を参考にしたいという声もありました。
にいまーると同じように、ろう者・ろう重複障害への支援を提供している施設のお話を聞く機会はほとんどないので、職員としても多くの刺激があったようです。
講師を引き受けてくださった佐藤様、ありがとうございました。
ふれあいの里・どんぐりについて、詳しく知りたい方は、ぜひHPをご覧ください。
ふれあいの里・どんぐりHP
https://sai-donguri.org/
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文：横田大輔