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2ヶ月YouTubeで宅建試験に合格した勉強法

目次

- noteの目的
- 実際に使ったものと使い方
- 勉強のスケジュール
- 試験勉強のポイント

noteの目的

僕はYoutubeを使った独学で宅建試験40点で合格することができました。短期間で合格するための勉強法を残しておこうと思います。宅建以外の学習にも使える内容にしてますので、何かしら受験勉強にお役立てください。

このnoteは以下のような方に少しでも役立てれば思い書きました。

- これから宅建を受けようと考えている方
- 現在宅建試験の勉強をされている方
- 短期集中型の学習で宅建を取りたい方
- スクールに通えない・独学で合格したい方

実際に使った教材・やったこと

1. Youtube
メインチャンネル:ゆーき大学
サブ1:宅建みやざき塾
サブ2:中村喜久夫チャンネル

2. 教材
ゆーき大学で販売している神ノートを購入

3. 過去問
分野別過去問題集を購入
「スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集 2020年度」

実際に使った教材はこれだけです。模試は受けませんでしたし、1度も通しで過去問も解かなったです(汗)。神ノートは教材として高額でしたが、本当に出るところだけまとまっているので、分厚い教科書より全然お得だと思います。過去問も合わせて、だいたい3万円ちょっとですかね。
予備校に通ったりや模試を受ける費用を考えると、10分の1くらいじゃないかと思います!

あとは、普通のキャンパスノートで学習していきます。教材に書き込みをしつつ、ノートをうまく活用することで勉強の効率がぐんと上がります!

それでは、それぞれの使い方を説明します。

1. Youtube
Youtubeは「理解」するために使います。つまり「暗記」ではありません
基本的に宅建試験は「法律」の試験です。最終的には暗記な必要ですが、まずは法律を理解することから始める必要があります。
Youtubeのメリットは、机に向かっていない時でも学習できる点です。移動中の電車や、ちょっとした待ち時間にも視聴していました。Youtubeではそれほど試験問題を意識せず、理解のために何度も1.5倍速で視聴しました。

2. 教材
いうまでもなく、教材は勉強のメインです。Youtubeと合わせて教材で理解を深めます。教材には、「試験」を意識したメモを書き込んでいきます。

例えば、一般的な教科書に載っている表現と試験の問題文が同じことを指しているのに違う表現で書かれているといった分野があります。実は覚えているのに、問題文の表現がわからないから解けなかったということが起きてしまいます。

3. 分野別過去問
過去問は、分野別過去問を選びました。なぜなら、宅建のような試験はどの分野から何点という出題の割合が決まっているからです。年度ごとにまとまっている過去問よりも、分野別にまとまっている方が「自分が苦手な分野」と「どの分野を重点的に勉強するか」が簡単になります。

どのくらい過去問を解いたかは受験生には気になるところだと思いますので、先に記しておきます。

- 権利関係:2周
- 法令上の制限:3周
- 宅建業法:4周
- 税・その他:3周

勉強のスケジュール

どの順番で勉強をしたのかも気になりますよね?笑
基本的にYoutubeで勉強すると同時に該当する分野の過去問を解いていきます。まとめノートの作り方は後ほど説明します。

2ヶ月前:民法の理解と宅建業法の過去問
1ヶ月前:宅建業法60~70%になったら、法令上の制限
2週間前:宅建業法80%、法令70%、税と民法50%
2日前:その他、不動産市場の問題など暗記問題を確認
試験当日:まとめノートを見直し

目標点数は40点に設定しました。

試験勉強のポイント

宅建試験に限らず、試験勉強を始める前のテクニックとして試験の問題を理解することにまずは時間を使います。その際に考えるべきポイントは4つ。
・試験の出題者の気持ちになる
・問題の作り方を見抜く
・勉強する分野に比重をつける
・合格には何点落とせるのか、どこを落としてはいけないかを把握する

これらの考え方は、センター試験や大学受験で実践した内容です。
まず、試験は公平におこなわれるべきです。ですので、100人に聞いたら100人が答えはこれだと納得するものでなければなりません。つまり、前例がない全く新しい試験問題を作るにはそれなりの労力がかかります。そう考えると、全ての問題をゼロから作っていくのは無謀です。これで過去問が重要だとお分かりいただけると思います。

次に、問題の作り方です。当たり前ですが、自分で問題を作れればその問題が解けるはずです。ですから問題をどのように作っているかがもし分かれば、問題が解きやすくなるはずです。
基本的に問題の作り方は、大きく2パターンです。

①暗記しているかだけを問う
②暗記した知識が使えるかを問う

①の暗記には種類があります。
・数字を覚える
・順番を覚える
・表を覚える
・対で覚える
「暗記」と一言でいってもこれらを意識すると暗記で解ける問題がグッと多くなります。例えば、宅建業者の開業手続きは「免許→供託→届出→開業」の順番を覚えているだけである程度解けたりします。

②は数学のようなイメージです。
・公式を暗記→公式を使って問題を解く
宅建試験では、民法はこの形式の問題が多いです。

最後に、合格の基準を考えます。
2019年度までの宅建の合格点は、例年35~37点でした。40点あれば合格できるので、目標点数は40点に設定。つまり10点落とすことができます。

目標40点の内訳は以下です。

権利関係:8/14問 (60%)
法令上の制限:6/8問 (80%)
宅建業法:20/20問 (100%)
税・その他:6/8問 (80%)

宅建試験は、一番簡単な問題から確実に点数をとっていく試験です。問題の簡単さ順で並べると、宅建業法>法令・税>権利の順番です。

実際の点数はこうでした。

権利関係:9/14問 
法令上の制限:6/8問 
宅建業法:19/20問 
税・その他:6/8問 

ここからわかったことは、
・合格には宅建業法はほぼ満点をとる
・税その他では暗記だけの問題で1,2問落としてしまう
合否を決定づけるのは権利関係
よく「民法は難しいから点が取れない」と言われますが、実は民法の点数が合否を分けると言っても過言ではないです。

過去問の使い方

過去問は、問題の傾向を掴むだけではありません。過去問の選択肢は全てみましょう!

過去問を解いたら選択肢を全てチェックします。その時に、◯✖️を判断できなかった選択肢をそのままノートに書き出し、間違いの文章と正しい文章を並べて書いておきます。

これを12年分の過去問で続けると、全く同じ選択肢のひっかけパターンが何種類か見えてきたり、ひっかけパターンがいつも同じ問題も見つかります。
何周もした後は、何度も同じ問題とひっかけが書いてあるノートの出来上がりです。試験の1週間前からこのノート何度も見直せば、イヤでも覚えられます。機会があれば詳細も紹介したいと思います。

長くなってしまったので、今回はここまでにします!

いいねやご要望があれば、分野別でどのようなポイントがあるか、民法をどう考えるか、実際のノートの使い方、表のまとめ方なども書こうかと思います。では!

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