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だって実家が書道教室なんだもん!

こんにちは!
この記事をご覧頂きありがとうございます✨
広報部のYurieです☻

今回は私自身のことや
私の書道エピソードをお話しできればと思います。

〈私と書道〉

 「書道教室の孫なんだから字が汚かったら恥ずかしいよ!」
そんなことをしょっちゅう言われながら家が書道教室ということでさぼりながらも何となく高校生になるまでは実家で書道を続けてきました。
冬休みの書き初めの宿題では習字屋の孫の本領が発揮(?)され、毎年金賞を取っていましたが
金賞を取って嬉しい!というより「おじいちゃんに何十枚も書かされたんだから金賞くらいもらわないと!」くらいの厚かましさでした(笑)

 書道から離れたのは大学生になってからでした。
学業、バイト、バンド活動で忙しくなり、
気付けば何年も筆を持っていませんでした。
 社会人になってから職場で
「お習字を教えてほしい」という依頼があり一年ほど硬筆とたまに毛筆を教えていました。
 それでも私は実家の書道教室でまた書道をやる勇気がありませんでした。
「書道教室の孫なんだから!」
という言葉が頭をよぎり下手になっていることが恥ずかしかったからです。

 「書道の先生になるのは大変だけど教室の為に何かしないとなぁ、だって長女だし」
と思い立ち広報を始めたのは5年前のことです。
 広報をする中で、
「芸術としての書道、先生たちのすごさを伝えることも大切だけどもっとリアルな書道の楽しさを伝えたい。…ところで書道の楽しさってなんだっけ?」
そう考えるようになってから書道を再開しました。(たまにですが…笑)

 日々の育児や本業で忙しくなかなか継続して書道をやるのは難しいし、たまにしかやらないから
「書道再開しました!」なんて自信を持って言えませんが、私の母である峰星(ほうせい)先生の言葉が
私の支えになっています。
「人生には色々ありますからね。その時にやらなければいけないことを一生懸命やり、出来る時にまたそこから(書道を)始めればいいと思います。書道とは終わりのない永遠の「道」ですから」
 その言葉は私の今まで書道教室の孫として育ってきたからこその余計なプライドや誰かと比べることで書道をやってきたプレッシャーを吹き飛ばしてくれたと思います。

 今では純粋に「楽しい」と思えるようになりました。
 無心になって
「ここはもっとこう払った方がいいな」
「この字をここに書いたから次の字はここに書こう」とか考えながら自分の作品と向き合う時間が好きです。
 書道をやるのは毎回少し緊張しますが
書き始めるとあっという間に書道と静かに向き合うことができます。

 終わりのない永遠の「道」
私もマイペースに楽しみたいと思います!
もちろん広報としても、書道の魅力や楽しさを発信し続けたいです!

〈プロフィール〉

 三姉妹の長女
 昭和最後の生まれ
 座右の銘は「教育は最大の武器だ」、教育で世界が変わるという信念を持って10年以上教育現場にいる。
 書道教室の広報活動は5年前から始める。今まで紙媒体の広告だったがもっとリアルな書道を伝えたいと思い先生たちの作品はもちろんのこと私の練習作や娘の書道の様子を公開している。

#書道 #お習字 #習い事 #葛飾区


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