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短編集「風にまつわる越佐幻想」発売とKDP9年目

というわけで、先日からお話していた紙オンリーの短編集「風にまつわる越佐幻想」がKindleストアよりリリースされました。


内容はこれまでお伝えした通りです。
ヤマシタナツミさんはじめ関わっていただいた方に感謝です。
セールス的には、Kindleストアより地域での対面販売がメインになるんだろうなあ、と。チャレンジだった「山彦」を経て、よりたくさんの人に手に取ってもらえたら嬉しいです。
全編かなり手を入れて、最近よく聞くリマスター以上にパワーアップしてるんじゃないかと思います。
今後、順次書店さんにも並べたいと思いますのでよろしくお願いします。多分、書店さんの方がちょっとだけお買い得になると思います。
図らずともKDP初めてちょうど丸々8年。9年目突入の節目のリリースとなりました。結果的に周年記念っぽいですね。来年の方が良かったんじゃ、と思わなくもないんですけどね。ちなみに10周年とかは何も考えてないです。まだ電子の短編全集第2弾には作品数がちょっと足りない(やっぱりペース落ちてるよなあ)。そっちは3年後くらいになんとか。

それにしても9年目ですか。この時点でケータイ小説をこえて創作期間の1番大きな部分になってるのが興味深いし、年取ったなあ、と。あんまり長い気がしないんですよね。やっぱりSNSの存在が大きいんでしょうね。
そして、周囲の同業の方もどんどん顔ぶれが変わり、続けていても徐々にスタンスが変わっていく。多分、私はあんまり変わってないほうなんじゃないかと。そう考えると私より大先輩で何ら変わることなく書き続けてる月狂四郎さんとか初瀬明生さんとか、やっぱり凄いですよね。コンスタントにリリースし続けてる。たまに新作読ませてもらうと、初志貫徹のまま着実にアップデートしていってるのが分かるし。それはちょっと悔しいし負けてはいられないな、という気持ちもあります。
なんか2015年頃とは明らかに違って、ストアを盛り上げていこう、っていう周辺の空気は皆無で、なんかただ目先のKENP稼ぎみたいな本が増えてきて、「Amazonさん、そろそろ性善説では成り立たなくなってるっぽいっすよ」って言いたくもなるわけですが、それでも細々やってるわけですしね。私なんぞ、いつの間にか周囲が怪しげな風俗店に囲まれた町中華の気分ですけどブーブー言いながら続けていくんでしょうね。
目標? ひとまずKDPに依存しないことだと思ってます。地域も含めて色々発表の場を模索していきたいです。ただ、その中でもなんだかんだでKDPの位置付けが大きいことには変わりないと思います。

なお、画像は飲んだ後の駅そば。

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