実存主義で仕事や人に向き合うむずかしさと実益【哲学者サルトル】
実存主義- 実存主義が現代社会に与える影響を考える。
- 実存主義の哲学者と哲学的議論を探究する。
- 実存主義のアプローチを用いたビジネス戦略の可能性を探る。
- 実存主義の視点から、人生や仕事においての目的や意義について考える。
- 実存主義に基づいた自己啓発本の紹介とレビューを行う。
AIアシスタントを使ってみた所感(ライター×マーケター目線)
テキスト生成AIのひとつの中で、SEOライティングの大筋を示す機能ですね。ただ闇雲に従っても、没個性な記事しか作れない印象。なぜならペルソナ設定の背景が見えないから。このテキスト生成に至る過程には
「実存主義」での検索から
上位10サイトのタイトルやH2~H3タグ、記事の文字数など参照して
およそユーザーが検索キーワードに対して何を求めているのかサマって
打ち手として妥当と思われる要素を抽出、などを踏んでいるだろう
なのでAIアシスタントに倣ってライティングを進めれば、そこそこ読める記事が出来上がりそう。でもね、オウンドメディアを作るんであれば
「実存主義」の検索ボリュームもわからず
上位サイトの傾向分析をしないから
顕在ニーズたる検索意図を考えず
ユーザーが読み進める中で生まれる「次の課題」や「根本的に解決したい問題」「辿り着きたい境地」など、いわゆる潜在ニーズも当然ながら察することができないので
ポジショントークや差別化ポイントに注目することもなく
没個性な記事を書き始めてしまう ことが予想されます。
noteの批判ではないです。これ単体で思考停止したらユーザーライクではないというだけ。ヒントを得る目的や記事制作の「一部」を代替する意図なら、バッチリ有用性が期待できる機能だな〜と思いました。さて以下本題。
実存主義とは【提唱者サルトル】
噛み砕いていうと、こんな感じ。
超訳なのでウルセー哲学専攻は目を瞑ってください。
提唱者は「ジャン=ポール・シャルル・エマール・サルトル」というパリのおじさん。20世紀の哲学者で、74歳まで生きました。
サルトルは50年ほど結婚生活を送りましたが、令和のニッポンジンが見るとやべえことを言い、やり遂げています。
「結婚という恋」は必然的なんだけど
「偶然の恋」も知っておく必要があるから
2年間はパリで一緒に暮らして、
その後はバッタリ会ったらまた共同生活しよう!
なので別の相手との一時的な恋愛には、お互い束縛しないことにしよう(!?)
奥さんの「ボーヴォアール」も哲学者で、サルトルの実存主義に賛同していたようです。ただ哲学者としての自分と、妻になった自分とでは、やはり立場(捉え方)が違う。
かなり嫉妬もしたそうですが、結果的にサルトルが亡くなるまでの半世紀やり切ったのは「彼が24ヶ月後の●時に●●で会おうと言ったら絶対守る男だ」と確信していたからだそうな。又聞きもいいとこなので大分に脚色されている可能性はありますが、そういう男女関係もあったんだなと感心します。
実存主義に注目して、この昔話の要点は
「わたしの人生の恋には、必然も偶然も必要。どちらも捨てないで生きるのだ」という意思決定にあります。
皆に当てはまる答えではありませんが、サルトルは生きる過程で自身の本質はコレだと決めたワケですね。
実存主義で仕事や人に向き合うむずかしさと実益
もう上述でお察しの方もいそうですが、実存主義は得てして「他人からは理解しがたいアウトプット」になるかもしれません。見られ方はこの際無視するとして、捉え方の可能性を考えていきましょう。
「人付き合い」に実存主義を採用する場合(対人)
普段、私たちはどんな属性と関わっているでしょう?
友人、旧友、知人、よっ友(知人未満の知り合い)
部下、上司、顧客
パートナー、親、子供、親戚
店員さん、店や移動中に視界に入る人間
上記いずれの区分もされない、初対面の人間
私が思いついた限りは上記です。他にもいそうですが、先を急ぎましょう。
なんとなーく箇条書きで5分類にまとめましたが、上記のような皆さんと関わる際に実存主義を採用すると、どうなりますかね。あくまでポジティブに考えると、私はたとえば以下のアウトプットになりました。
読み手のあなたなりに、人付き合いにおける実存主義のアウトプットは変わります。私はこれを書いた2023年6月25日現在では上記になりましたが、来月にはまた別のことを思っているかもしれません。
そもそも上記は練りに練ったものではなく、10分そこらで打ちながら、打ったものに対して自分で「へえ〜私こう思ったのか」となったものですから。
繰り返しですが、対自存在である私たちは
「生きる過程で自身の本質を見つけるもの」というのが実存主義の考え方です。
さて、あなたの実存主義は?
「仕事」に実存主義を採用する場合(対自己、対社会)
人付き合いよろしく、「仕事」に実存主義を採用したらどうなるでしょう?ポジティブにね。私のアウトプットはこんな感じ。あ、会社員の場合です。
太字がかいつまんだ結論ですが、人材企業にそこそこ長く勤めている立場としてはリスクヘッジの意識も強めなので、冗長になった感があります。
会社員単体に夢や希望が詰まっていればいいんですが、そういう職場は少ないです。転職エージェントを何年もやっている身で、この発言になってしまうことが悲しきかな。
とはいえ会社員として生きる人をバカにすることも矮小ですし、会社にぶら下がってvalueを出さないことも悪かなと思っています。現実を受け止めて、保証を受け取って、ストレッチし続けることが良いと考えています。
さて、あなたの実存主義は?
自分の本質は自分で探し、それは変わって良いものです。
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