希望を配って支持されるのか、他人を蹴落として成り上がるのか

リーダーとは「希望を配る人」のことだ
--ナポレオン・ボナパルト--

　結果が出ている人は、立場が高かったり、フォロワーが多かったり、お金持ちだったりしますね。初見で「すごいなあ」と、多くの人が思うわけです。
　ただ、どういう過程を踏んで今の立場に至ったかは、初見では中々分かりません。たとえば、他人を応援しながら結果を出した人もいれば、他人を蹴落としながら結果を出した人もいます。どちらの方が素敵かは…言うまでもありませんね。

　しかし、一定の結果が出てしまうと、「どんな過程を踏んでいるのか」に注目されることはなくなります。また、現在進行形で他人を蹴落としていても、バレにくくなります。森の中に一本だけ腐った木があっても、分かりませんものね。

　人は、変わります。たとえ他人を潰しながら大きくなった人も、どこかでコロッと優しくなるから面白いです。もちろん、その人の変化は、大衆には分かりません。昔も今も、「ただただ、スゴイ人」と思われるでしょう。

　でも、唯一その人の過去を絶対忘れない人がいます。その方の成功や意地のために、踏みつけられた人です。懸命に生きていたところ、殴られた人です。

　「世の中、結果を出したもん勝ち」な雰囲気ですね。残念なことに、早く結果を出したければ、他人を蹴落とす方が良いのかもしれません。

　ただ、HSP的には…「成果が出るまで時間がかかっても、周囲に希望を配る過程を歩みたい」など思います。それで結果が出なければ、それでも良いとさえ思います。

　他人を蹴らず、他人と肩を組んで歩く人が、しっかり支持を得ると良いですよね。

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