学生生活開始かと思いきや裁判に
むわっとした蒸し暑い日本の夏からさらっと涼しいイギリスの夏へ。
本当に行くのか実感も無くよく分からないまま、一家でのイギリス生活が始まりました。
イギリスの学生制度では、14歳だった私は、Year10という学年になるとのこと。
イギリスは9月で新学期がはじまるので、8月31日時点での年齢で学年を考えると言われ、4月の桜とともに学年が変わるのが普通と思っていた私は、ふーん新鮮だなあなんて思っていました。
イギリスは4〜16歳までが義務教育で、
一般的な小学校「プライマリー・スクール」には、5〜11歳または13歳までの子どもが通い、一般的な中学校「セカンダリー・スクール」では、11または13〜16歳までの子どもが教育を受けます。
流されるがまま渡英してきた私、中学校へ申し込みをしてもらい、新しい世界ことにドキドキワクワクし、怖さ半分楽しみ半分だなあくらいで学校への編入を待っていました。
ところが、引っ越したエリアには小学校は何校かあったのですが中学校がとても少なく、かつ人気校だったらしく「定員オーバーのため入れません。」と偉い人(誰だかは忘れた)からの手紙を受け取り、入学を断られてしまったのでした。悲しい。
それでもやっぱり学業は大切。色々と役所と確認をし、中学校に入るために、なんとローカル裁判所で裁判をすることに…。本当に驚きました。しかし裁判で勝つなんて流石に厳しすぎないか…さすが世界はそんなに甘くない。笑
父親が行ってくれるということになったけども、流石に、英語での裁判なんかに出られるような日本人ではないし、職場の同僚のマット氏を召喚し、一緒に行ってもらうことに。優しい。心強い。ありがとう。
私は裁判には出なかったので、裁判までの準備、やりとりやペーパーワークから当日の段取りや雰囲気はちゃんと分かってないけども、
結果、父親の主張、マット氏の鋭い指摘と質問で、こちら側の主張が聞き入れられたのでした!
父親、そして一緒に行ってくれたマット氏、本当に本当にありがとう。おかげで人生が変わりました。もしかして学校行かなくて良いのかラッキーとか、少しでも思ってごめんなさい。ありがとう。
そんなこんなで、無事、私は学生生活を始めることができたのでした!
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