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日本政策金融公庫に行ってみた!

みなさまいかがお過ごしでしょうか?合同会社貴香の西村です。
ついに8月に突入ですね。
夏休み気分を味わうために(?)朝行っている運動メニューにラジオ体操を追加しました。

今回のブログは初めて行ってみたシリーズ(何それ)「日本政策金融公庫に行ってみた!」です。
融資について右も左も分からない私が融資を受けたときのことを書き連ねます。
初めて行ってみたシリーズ「商工会議所編」はこちら

何をしに公庫に行ったか?という話ですが、皆さんももうお分かりでしょう。
それはズバリ「融資を受けるため」!!

設立後、売上がいつでも取れる最低限の状態を作りたかった私たちは、ECサイト「NIHONT」の稼働をまず終わらせました。
それが終わったとなれば次は事業資金の調達。

法人設立をして2か月が経とうとする頃に公庫に申し込み、3か月目に入ってすぐ面談という流れになりました。


まずはじめにしたこと

公庫に融資をお願いするのは以前から決めていて、昨年取り寄せていた公庫の資料を引っ張り出しました。
公庫のHPから資料請求できます。)

そして申し込み方法や手順、必要なものを確認!
資料の中に創業融資の申し込みに必要な「創業計画書」も入っています。
「簡単そうに見えるけど、何を書けばいいか全然分からない・・・」と尻込みしていた去年を思い出し・・・。

「そう、こういうやつだった」と改めて創業計画書の様式を眺める私。

ん?待って・・・

動き出すときに色々落とし込んでよかった~~!


しかも補助金申請の際に商工会議所の方に添削してもらった事業計画書がある・・・!

念のため、前回補助金申請の際に担当してもらった商工会議所の方に公庫への提出書類を一式見てもらいに行きました。
売上予測の数字だけ修正して、公庫のサイトからネットで申し込み。

ネットから申し込む時は沢山の項目を入力しないといけなくて、私は少し面倒に感じました。紙に書きたくなった・・・。
途中で画面の72時間の一時保存ができなければ私は発狂し、紙での申請に変更していたことでしょう。

ネットでの申込みが終わって5日後に公庫から面談日程調整の電話があり、電話をした1週間後に面談。

当日、面談開始最初に質問されたのは
「事業計画書、かなり作りこまれてますけどどなたが作成されました?」

「??????私です。」

創業者以外が作成するという思考がなかったので、質問の意味が分からず一時停止してしまいました。
でもそうですよね、コンサルタントの方に作成依頼する方とかいらっしゃいますよね。

提出した事業計画書は、商工会議所の方や市の補助金申請を担当してくれた方もなぜか褒めてくださったので嬉しかったです。
その事業計画書に何を書いたか?はこちらでリアルに公開しています。

その他面談の内容は、提出した事業計画書で担当の方が気になったことを質問され、終盤は事業資金調達や経営について色々とアドバイスをくださりとても為になりました。
ありがとうございました。

面談後は実態調査ということで担当の方が自宅にいらっしゃいましたが、滞在時間5分で終了。
(本来なら自宅ではなく事務所に出向くそうですが、うちがバーチャルオフィスなので)

そんなこんなで初めての融資申し込み&面談は終了したのですが、面談後1週間に1回ほど公庫の方から追加の確認の電話がちょくちょく来ました。

申し込みの結果

おかげさまで無事に融資決定の連絡がきました!
面談後、決定の連絡までは3週間ほどだったと思います。

がんばるぞ~~~!!

申し込み後の流れ

担当の方から電話で連絡が来た後、融資決定通知(借用書、口座振替用紙)が郵送で届き、用紙に記入・印鑑証明や収入印紙を用意して返信用封筒で郵送する流れでした。

問題発生!

申し込み・面談以外で1点問題が発生しまして。
融資申し込みの際に引き落とし口座を設定するのですが、どうやら私が指定したネット銀行は指定できないらしく「他の口座用意できますか?」と聞かれちゃいました。

調べ不足だった

法人口座開設は時間がかかるので早急に手を打たねばと思い、面談帰りに郵便局へ行きました。

郵便局で口座開設に必要な書類の一覧をもらいいったん帰宅。
書類一式をそろえて2時間後に郵便局へ再び行きました。
その郵便局は大きくないからか、法人口座開設の手続きをしたことがない職員さんばかりだったようでアタフタさせてしまい・・・

「書類確認にお時間頂きますのでお待ちいただくことになりますがよろしいでしょうか?」

そうですよね、見慣れない10種類31枚の紙をGW明けに突き出されても・・・確認するの大変ですよね・・・すみません・・・

でも私にはどうしても負けられない戦いがここにあるんです。

とは言ったものの結局、1時間半ぐらい郵便局にいまして疲労困憊。

翌日、郵便局から「ご案内し忘れた書類があるので来ていただけますか💦」と電話があり再度手続きをしに行ったりもしました。
バーチャルオフィスなので口座開設審査が通るのか不安だったんですよね・・・。

その後も書類の修正やらなんやらでゆうちょ口座を開設してもらえるまで、結局2か月ほど待ちました。
(しかも待ちきれなくて結局別の使用可のネット銀行口座開設を申請し、そちらがすぐ使えることになったのでこちらを公庫へは指定しました。)
本当におつかれさまでした自分。

まとめ

公庫の融資決定は1ケ月もかかりませんでしたが、口座の関係で長引いた結果となりました。
公庫に行くのは初めてなのと、面談ということだったので緊張はしましたが、なんか直前になってウキウキしました(謎)
融資をお願いした金額も大きくなかったので融資の難易度は低かったと思います。
「融資が通らなかったらどうしよう」とも思ったりしましたが、正直なんてことなかったです。

創業期でも、やることをきちんとやれば難なく融資してもらえるのかもしれませんね。
あとはやっぱりこの事業計画書、作り込んでよかったなと思いました。

これから公庫へ初めての融資を申し込む方、応援しています!!
最後までお読みいただきありがとうございました。

記事担当:西村

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