【にほんしゅ北井の酒日記】29杯目〜恩師。関学の中西先生〜
関学時代のゼミでお世話になった中西先生が文学部の学部長になってらっしゃる!
僕はNSCに通いながらこの先生と色々対話させていただいたことがめちゃくちゃ今のきき酒師の漫才師としての活動の糧になってます!
https://www.kwansei.ac.jp/s_humanities/s_humanities_000971.html
大学でお世話になったころは中西先生は40代半ばだったでしょうか。日本史の古代史のゼミでした。
「歴史の勉強はなんの役に立つのか?」
「40歳で人生決まったらええねん」
関学に通いながらお笑いを志す自分勝手な19歳の若者に真摯に、そして訥々とこんなテーマで語ってくれた優しく強いおっちゃんでした。
全部素晴らしいブーメランとして36歳の僕に返ってきています。僕ぐらいの年齢のときに中西先生はもっと苦労されていたかと思います。
おかげさまで30過ぎで僕の人生の方向は決まりました。
19歳20歳ぐらいの僕に、時限装置のように「考えることを続けような」「焦るなよ」ということをメッセージとしてずっと与えてくださってたなと思います。
飄々と粛々とものを考え、調べ、自分の意見をまとめ、「おかしくないか?」と思うことには自分で考えて答えを出していく姿勢は中西先生に仕込んでもらったものだと思います。
40代半ばにして好々爺のような枯れた喋り方でありながら、「この人の言葉は聞かないと!」と自然と思わせてくれる魅力的なおじさんでした。
自分は学びたくても家の経済状況もあり大学に行けなかったおかんが「子供が希望したら絶対大学に通わせる」と私立の大学に通わせてくれました。
就職せずお笑いの活動をやると決めていた気持ちも分かっていたのに、です。
中西先生は個別の面談などでも大学の教授になるまでの苦労話なども赤裸々に話してくださいました。
3年生のときに行ったゼミの研修旅行では奈良の吉野の金峰山寺に行ったのもいい思い出です。
おとん、おかんが作ってくれた酒漫才の生き方に感謝です。中西先生と出会わせてくれたのも親のおかげですね。
今日は自分の勉強やリフレッシュも兼ねて東京国立博物館に行ってきました。
お酒の神様も祀られている奈良県桜井市の大神神社にゆかりのある聖林寺十一面観音の特別展に。
関東生活7年目にして初の上野。初の東京国立博物館。なにしててん。めちゃくちゃ上野ええやん。リフレッシュと学びのマックスたたき出す場所やん。
日本酒のことを喋ったり学んだりしようと思うと歴史は欠かせません。
日本酒の歴史を学ぶたびに中西先生のことを思い出します。
本当にいい時間やったなぁと一日を振り返ると「中西先生お元気かな」と自然と浮かんでネットで調べてみると関学の文学部長になってはる!というお話でした。
どれだけポジションや肩書きが偉くなっても相変わらず飄々と、優しく強い先生なのでしょう。
僕の大好きなおじさん!中西先生お酒大好きだったので日本酒持って研究室に伺いたいなぁと思います。
上ヶ原のキャンパスの芝生は今も素晴らしいのだろうか。
明日からまた関学の「マスタリーフォーサービ酒」の精神で頑張ろう。
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