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外国人パートナーと日本で暮らしてて気が付くこと(マイナス面)

いきなりマイナスなイメージの記事に出会ってしまったあなた、
申し訳ありません。
外国人パートナーと普段過ごしている筆者が、日本で暮らしていて気になることを書いていきます。
(パートナーと普段から話したり、話題にしている事なので、日本人の私の独断と偏見の意見ではないです)


1.視線を感じる

これはね、もうしょうがないと思います。だって、外国人の事ですらじろじろ見てしまう我々日本人が、外国人と日本人が並んで歩いていると気になりますよね、そりゃ。

「えっ、あの二人付き合ってるのかな?」
「国際カップルって珍しい」

こんな感じで見られているんだろうなと、心の中で感じています。
でも今のところ、すれ違ったときに陰口を言われたりとか、ネガティブな経験をしたことは無いのでまだマシですよ。これで、「なんであんな人と付き合っているんだろう」みたいな声が聞こえてきたらまじでブチぎれてお前の事なんかk…….

おっと申し訳ございません、危うくアナキン・スカイウォーカーみたいにフォースのダークサイドに堕ちてちまうところでした。

映画「スター・ウォーズ」に登場する、アナキン・スカイウォーカーa.k.a ダース・ベイダーさん。
彼の職業である銀河の守護者「ジェダイ」は基本的には恋愛を禁止されていますが、彼はひそかにパドメという女性と結婚。そして、彼女が死んでしまうという予知夢を見た彼は、パドメを救いたいと思う気持ちが強すぎてとうとう悪の力を追い求めるように。結果、闇落ちしてしまい「ダース・ベイダー」となってしまった。
深すぎる愛は、憎しみへと変わってしまうのですね。


外国に足を運べば、異なる人種のカップルなんて普通だし、日本でも最近は国際カップルを見かけますよね。
珍しいと思う気持ちは理解できますがどうか、変なまなざしで見ないであげてくださいね。

2.店員さんが私(日本人)にしか視線を合わせてくれない

「えっ!?そんなことで!?」

と思ったあなた。
はい、そんなことでもなんです。

例えば、カフェとかレストランに私とパートナーが行ったとき、店員さんが注文を取ってくれますよね。その時に、見た目からして日本人と思われる私にしか目線を合わせてくれないんです。そして、私にしか話しかけてくれないんです。

実際にあった経験ですと、「私」「私のパートナー」「私のパートナーの大学時代の友人カップルの2人(外国の方)」の合計4人でランチをした時の事。
店員さん(日本人)が私(日本人)にしか視線を合わせないで終始注文を取っていました。

私の心の声
「(あなた、ここヴィーガンレストランで外国の人もよく来るのに、そんな対応取るんか!!!!)」
と少し思ってしまいました。

これはね、日本人の私も感覚は理解できます。
たぶん心境的には、

「外国人には日本語が通じなさそうだから、この日本人っぽい彼(筆者)にだけ話せばいいや」
「外国語話せないし自信ないから、日本語通じそうな彼(筆者)に話そう」
「外国人と話すの緊張するな」

こんな感じだと思うんですよね。
たぶん10年前の私でもこう感じてたと思います。

でもね?

こういう対応をされてしまった外国の方はこう思うんですよ。

「えっ、私(外国の人)も席にいるのに空気ですか?」
「なんでこの店員さんは私(外国の人)に話しかけてくれないんだろう、私は今ここに存在しないの?」

外国の方がこう感じるのには、多分こんな理由があります。

外国では人と話すときに、視線(アイコンタクト)を大事にするから

日本では人と話すときに、じっと目を見つめたまま話すと、恥ずかしいとか人によっては高圧的と思う方がいますよね。
外国ではこれは違うことが多いです。外国では人と話すときは人の目を見て話すのが普通なんです。目線をそらすと失礼に感じる人が多いのです。
「(私は今あなたに話しかけてますよ、あなたと会話していますよ)」というサインがアイコンタクトなのです。だから、カフェとかレストランでさっきのように感じてしまう外国の方が多いのです。

でもこれは難しいですね「お互いの国の文化の違い」という言葉で片づけてしまえばそれまでなので、、、、。


逆に私が外国に行った場合(私の経験)

しかし、私は実際に外国でこんな経験をしました。
これは、私のパートナーと一緒にパートナーの国に旅行した時の話。

少し田舎まで車を走らせて、古いお城を観光しに行ったときです。受付で入場チケットを買い、受付の人からお城の説明を少し受けた時です。

受付の人
「説明するんだけど、彼の為にも英語で話したほうがいい?😊」

筆者
「あっ!ぜひ英語でお願いします!」


うれしかったですねこの時は。
私の事もちゃんと一人の観光客として見てくれているんだなと思いましたね!
どうしてかというと、彼女の国は英語が公用語の国ではないので、私は現地の言葉が全く分かりませんでした。そんな事を配慮して、お城の受付の人はわざわざ英語で説明してくれたのです。

これは一概には言えず、英語が割と普及している外国ならではの現象かもしれません(私のパートナーは、こういう観光地は多分英語も話せる人じゃないと雇ってくれないんじゃないかな~と言っておりましたが、、、)が、それでも嬉しかった出来事で、本当に小さな出来事ですけど今でも心に残っています。

もし、今この記事をご覧になっている方で、接客をされている方がいらっしゃいましたら、外国語が話せなくてもぜひ彼らの目を見て接客をしてあげてください。
こういう小さな配慮が、彼らにいい思いをさせてあげるコツだと思います。

大丈夫です、少し勇気を出して彼らの目を見て話せばいいんですから。


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