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「おもてなしの日本語 心で伝える接遇コミュニケーション 基本編」の紹介

こんにちは!ぴよっこです🐤🐤🐤

この間まで暑い日々でしたが、気が付けば少しづつ風が涼しくなってきましたね。
耳をすませば、秋の虫の声も聞こえてくるような、
聞こえてこないような……。

さて、本日のキーワードは、2020年東京オリンピック招致の際に
大流行したあのセリフ。

そう、「お🐤も🐤て🐤な🐤し」

今回、ご紹介する教科書は、アスク出版から発行されている
林千賀さん、羽鳥美有紀さん、齋藤貢さんのご著書
「おもてなしの日本語 心で伝える接遇コミュニケーション 基本編」です。

「おもてなし」をテーマに全8課で構成される本書は、
「ホテルの日本語」や「コンビニの日本語」といった
「アスクしごとのにほんごシリーズ」の基礎となる1冊です。

↓ 基本情報は以下の通り ↓

対象者
 接客業に就きたいと考える全ての人
構成
 全8課  (16セクション)
 1課につき、2つのセクションがある
ルビ
 N3以上の語彙に、ルビがついている
付録
 語彙リスト
 タスク絵カード
 「〈見てみましょう〉」の訳
 フレーズチェックリスト
 「おもてなしフレーズ」のモデル動画/音声/ワークシート
 教師用マニュアル

付録盛りだくさんですね。
Webサイトからダウンロードできるものも多いので、
本書を購入後は忘れずにWebサイトをチェックしてみてください✔

本書に書かれている内容は、宿泊職種2号技能実習生や宿泊職種1号特定技能の学科試験、実技試験課題に含まれていますが、おもてなしをするための「ことば」の練習だけに終始していません。

おもてなしの日本語とは、「『人間関係』『心配り』『相手を思う心』『迅速な対応』『寄り添う心』『柔軟な応対』『誠実な心』」の7つの心を理解し、その心を日本語表現として使いこなしてコミュニケーションすること」です。

「おもてなしの日本語」P6より引用

学習者は丁寧な日本語表現や敬語だけを学ぶのではなく、
「なぜその『ことば』を使うのか」といった発話に隠された話者の想いを
考えられるという点がぴよっこ的お気に入りポイントです。

状況を捉え、その場において適切な日本語表現の選択を行えるようになることは簡単なことではありません。
しかし、本書では、自分の経験、動画視聴、表現のポイント、基本練習、応用練習の順でスモールステップに分けられて、誰にでもわかりやすく、取り組みやすい構成となっています。

教師も含めてグループ活動で、じっくり話し合う時間を設けながら
それぞれの持つ価値観や考え方を伝え合うと、
とても面白い授業になりそうですね。

みなさんだったら、
「おもてなしの日本語 心で伝える待遇コミュニケーション 基本編」を
使ってどのような授業を構成しますか??

すでに使ったことのある方も、これから使ってみたい方も
コメント欄でぜひアイディア共有してください!!

その他、おすすめの教材も教えてもらえると嬉しいです。

それでは、また会いましょう🐤🐤

ぴよっこ🐤🐤🐤

教材紹介:
林千賀・羽鳥美有紀・齋藤貢 (2020)「おもてなしの日本語 心で伝える接遇コミュニケーション 基本編」アスク出版

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