「縮む」と「縮まる」
Xin chào. 最近ぎりぎり更新が続いています。なんとか朝の習慣にしたいのですが。
さて、今回は学生からもらった質問について。
なかなか鋭い質問で、どきどき。
どんな質問かというと…。
①A社とB社の売り上げの差が縮まっています。
②セーターを洗濯機で洗ったら、縮まってしまった。
③秋になるにつれて、だんだん日が縮まってきた。
②と③の文は、なぜ適切ではないのかというもの。
これはまず、「縮む」と「縮まる」の違いの意味を理解する必要がありそうです。
➢縮む:大きさなどが小さくなる。
➢縮まる:時間の長さ、差、距離などが短くなる。
ふむふむ。
ということは、セーターが縮むは良しとして、セーターが縮まるは言わないのか。
問題なのは③です。
「日が延びる」は言っても、その反対の意味として、「日が縮まる」という言い方はせず、「日が短くなる」や「日が落ちるのが早くなる」という表現を使うらしい。
言われてみると、確かに~と思うのだけれど、ふつうに「日が縮まってきた」って使ってしまいそう。
「寿命が縮まる」はいうのに、なぜ「日が縮まる」とは言わんのだろうか。
この説明はできず…。
鋭い質問には、ヒヤヒヤするけれど、私の勉強にもなります。
出直します。
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