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アスリートのキャリアはひとつじゃない

Athletes Business United(ABU)学長の中田です。今日は、アスリートが持つ無限の可能性について、そしてなぜ学び続けることが重要なのかをお話しします。

私はアスリートに使われている「セカンドキャリア」「第二の人生」という言葉が嫌いです。
たった一度しかないあなたの人生において、第一も第二もない。
アスリートとしてのあなたも、引退した後のあなたも同じ「あなた」です。
長い人生において、アスリートとして活躍できる期間はそう長くはありません。

だからこそ、自分の人生を自分の手で切り拓くために、人生のハンドルを他人任せにしないために必要なことがあります。それは、知らないことを知ろうとする姿勢と、共に学ぶ同志・仲間です。
そうでなければ「監督が言うから」「スポンサーさんのお誘いだから」と言う理由であなたの人生の方向が決まってしまうことになりかねません。
その結果「イメージと違う」「聞いていた話と違う」と言う理由で退職し、道に迷ってしまうアスリートをこれまで数多くみてきました・・・

【アスリートに必要な学びとは?】

ABUでの学びは、皆さんが学校で学んできた「勉強」とはまったく違うスタイルです。学校の勉強は、先生が話すことを記憶してテストの答案用紙に書くことで点数がつくものでしたよね?ABUの学びはこれとはまったく違います。それは「覚えても仕方がない、使えなくては意味がない」からです。
アスリートの皆さんならきっとおわかりだと思います。「知ってる」と「できる」は全然違いますよね?

講師の先生は全員、アスリートのことを心からリスペクトし、皆さんのために時間を割いて専門分野を教えてくれる「アスリート向け教育のスペシャリスト」です。講師を対象にした研修を全員が受講、難しい言葉を一切使わずに専門分野を教えるプロの講師陣です。だから、わからないことを素直にわからないと言える安心な環境があります。

米国のリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社の調査結果として導き出された法則【70-20-10の法則】というものがあります。

人材育成の領域で言及される法則で、社員が成長する際に効果的な要素は「70%が経験、20%が薫陶、10%が研修」である、というもの。70%が課題への挑戦経験から、20%が上司や周囲によるアドバイスやフィードバックから、10%が研修や講義から、というものである。

【インフォーマル・ラーニングとは?】


例えば、
講師や共に学ぶアスリート仲間の行動を観察して真似したり、
アスリート同士で意見交換をしながら刺激を受けたり、
講師の実体験に基づく話から偶然に気づきを得たり、
受講生ミーティングでの何気ない会話から思わぬ発見が得られることがある。
 
など、
体系化されていない暗黙知の情報
その場の状況で自然に生まれる学び
無意識的で偶発性のある学び
が重要です。

これらの様々な「非公式な学び」が
ABUが提供している「インフォーマルラーニング」です。

実際に受講したアスリートの感想動画はこちらをご覧ください。


【現役選手が学ぶメリット】

この動画でもアスリート受講生が語っているように、現役選手がここで学ぶ最大のメリットは
「様々な競技で頑張っているアスリートと学びを通して人脈ができる」
ということです。
アスリートは同じ競技の中での人脈は確かにありますが、別の競技の人脈はほとんどありません。また、先に引退しビジネスの世界で頑張っている先輩方と一緒に学ぶことで、ヒントが見つかったり、モデルが見つかったりして、自分の将来に対する選択肢が広がります。

自ら学びに投資をしている意識の高いアスリートとの人脈は本当にお金では買えない財産だと言えます。さらに、様々な分野のプロである講師陣や、アスリートの学びを支援したい、採用したいと集まってくれている会員企業との人脈もきっとあなたの人生に大きな影響を与えてくれるでしょう。

現役選手は練習もあり仕事もあり、時間を作ることが難しいということは十分に理解しています。しかし、1週間で168時間=10,080分ある内のわずか90分だけでも、自分の将来のために学ぶ時間を削り出してほしい、自分の将来のために競技とは違う刺激を得てほしいと考えています。その時間の積み重ねが、あなたの近い将来を大きく変えるのです。

【時間の使い方】

時間はお金と一緒で「消費・浪費・投資」に分類されます。しかも、お金は頑張って増やすことができますが、時間は誰も増やすことはできません。つまり、皆に平等に与えられている時間の使い方が、人生に大きな影響を与えてしまうのです。

消費・・・生命を守るために必要な時間(食事・睡眠など)
浪費・・・特に何もしない時間(ボーッとしている・TVやスマホを観ている)
投資・・・自分が豊かになるための時間(練習・仕事・読書・人と会う・学び)

この3つのバランスを1週間単位で考えてみてください。そして、あなたの浪費時間の中から1週間で90分、学びという投資の時間に回すことを継続することで、その先の人生の豊かさが大きく変わるのです。イメージできますか?

現役選手は競技に没頭してほしい、24時間365日競技に時間を費やすべきだ、という声もよく聞きます。確かにそれも一理あるでしょう。しかしこの言葉を発しているのは現役選手ではありません。引退した指導者であったり一般の方々の声ではないでしょうか?この話は元プロ野球選手であるG.G.佐藤さんが語ってくださいました(下の画像をクリックすると動画にジャンプします)


【厳しいけど本当のこと】

少し厳しいけど本当のことを言いますね。

あなたの人生を面倒見れるのはあなたしかいません。チームスタッフや指導者やスポンサーの方々は、誰も引退後のあなたを一生面倒見てくれるわけではありません。

アスリートとしてできるところまで競技を続けるとしても、いずれは競技を離れる日が100%訪れます。多くのアスリートはそれから慌てて準備をするから、視野が狭くなり、選択肢も少なく、人生のハンドルを誰かに任せてしまうのです。

現役選手である間に「時間の使い方」を覚えて、他競技のアスリートやビジネスパーソンなど幅広い人脈を築いて、自分の将来の選択肢を増やし、将来の不安よりも安心を携えて、大好きな競技に最後まで全力で打ち込むこと。これが、私が現役選手に伝えたいことです。

ABUは、アスリートに将来の安心を与える場所です。興味を持って下さった方は、個別相談会に参加するか、ホームページから資料請求をしてください。

ロゴをクリックしてホームページでご確認ください

https://ab-u.co.jp


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