サッカー競技(その④)
大学入学後、すぐに即戦力と期待されていたと思います。
練習試合でもスタメンに選ばれ、開幕戦から出場するんじゃないか。そんなことを思っていたとき、定番化してきた事象が訪れます。
腰に激痛が走り、歩けなくなりました。
高校時代にも経験した椎間板ヘルニアになってしまい、そこからしばらく運動もできず、授業もまともに受けられずという日々を過ごしました。
(ここも結構しんどかったなぁと記憶してます)
スポーツをやってきた方であれば、すぐに思い浮かぶと思いますが、開幕戦から出場するんじゃないかと思っていた時とは状況が変わり、出場している選手のパフォーマンスで安定してきていました。ただ、復帰後はひたむきにトレーニングに取り組み、出場機会を狙う日々を過ごしていました。
お、そろそろ運命は変わる頃なんじゃないか?そう思いたかったのですが、悪い流れは断ち切れません。
次はトレーニング中に右膝を捻り、半月板損傷の怪我を経験し、膝がロックされ伸ばすことができず、すぐに病院に行くこととなりました。当然ながら親元を離れ、サッカーをしているので送り迎えはありません。当時のチームにはトレーナーが常駐しておらず、歩くこともできない状態かつ松葉杖もない中で病院を探し、一人で向かいました。
自分の気質もありますが、誰にも弱音を吐くことができず、周りに迷惑をかけないことだけを考えて一人でなんとかしようとしていました。
病院での診断結果はすぐに手術をしなければならないとのことでした。こうして、大学でもう一度復活してやっていこうと思っていたが、すぐに手術を繰り返し、コンディションは上がらないという負のサイクルに陥っていきます。半月板損傷の中でも縫合という切除ではない手術を選択したこともあり、復帰までの期間は6ヶ月という中でリハビリを行なっていきました。
そんなこんなでトレーニングに復帰するのですが、初日にあの嫌な感覚と音が身体に走ります。「ミシャ」という音と感触と共に半月板が断裂しました。
6ヶ月という月日をかけて復帰したが、初日で同じ怪我をしたのです。(流石にメンタルにきました。笑)
ちなみに6ヶ月リハビリし、復帰初日に同じ右膝の半月板の手術をするというパターンを合計で3回経験します。なので、あと2回繰り返します。
同じ事象なので、割愛しますが、本当にとんでもなくしんどかったです。特にこの時期は。
ドラマとかで見たりしますが、本当に「神様はいるのだろうか」「なんで自分だけ」そんなことを思っていた時期もありました。
3回目の手術の際に、今後のサッカー人生について、ドクターから将来的なリスクなどを説明され、引退することとなりました。
サッカーの話が長くなってしまったので、最後のあたりはかなり割愛してしまったのですが、ここから社会人生活の話をしていきたいと思います。
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