常識から外れた新しい日本茶体験をAnd Teiから
こんにちは！日本茶バリスタの倉橋です。
コーヒーから日本茶の淹れ手「日本茶バリスタ」として活動しています。
2022年３月２５日東京錦糸町に日本茶ミルクティー専門店「And Tei」をオープンしました。
お店がオープンしてまだ１ヶ月も経ってませんが沢山の方にご来店頂き正直自分でも驚いています。日々喜びを感じています。
And Teiには近所の方、旅行中の方、お茶好きな方、コーヒー好きな方、牛乳が苦手、ヴィーガンの方….など様々方がご来店されます。
そして、みなさんが気になっているのが「日本茶ミルクティー」です。
今回は日本茶ミルクティーのはじまりとお店での様子についてお話ししていきます。
日本茶はおいしいのが当たり前
「日本茶のミルクティーって？ラテじゃないの？」
「日本茶とミルクって合うの？」
「本当においしいの？」
といった感じで思われてる方も多くそれを確かめにご来店される方も多いです。
まず、「日本茶ってミルクと合わないんじゃないか。」と考えることが常識です。
なぜなら日本茶はストレートで飲むことがおいしいからです。
ペットボトルのお茶も砂糖が入っていたり、ミルクが入ってる煎茶ってないですよね。（海外の日本茶はお砂糖が入ってることが多いらしいですw）
僕は「日本にいれば、おいしい日本茶を飲むのが当たり前」という感覚がありました。
相当好みの外れたお茶じゃない限りはなんの疑いもなく飲んでいました。
ペットボトルのお茶が多くの人に飲まれているのも、みんながある程度満足できるくらいのおいしさを作った企業さんはすごいなと改めて思いました。
それだけ日本人にとって身近でおいしい日本茶が当たり前にあるという環境なんですね。
体験は考えが変わるきっかけ
コーヒーに携わる仕事をしていた時、
「前は飲めなかったのに今は好きになった」
「苦いのは苦手、だけど浅煎りのフルーティーなコーヒーは好き」
「ストレートで飲めないけどラテは好き」
といった飲めなかった人たちが好きになる方が多くいました。
僕はコーヒーが日本茶と同じくらい好きなのでよく飲みます。
ですが昔は全然好きではなかったのですが、
「苦いコーヒーは大人になる第一歩だ」と高校生の時に思い
よくわからないまま苦いコーヒーを飲むようになりました。ただ酸味に苦手意識はありました。
「サードウェーブ」という言葉が日本に広まる前にコーヒーが好きな間では既に耳に入っているような時。
僕もコーヒーは好きでしたがそこまで詳しくはなかったのでまずは今まで飲んだことのない浅煎りのコーヒーを飲んでみたいと思いコーヒーショップに行きました。
そこで初めてエチオピアの浅煎りを飲んで「こんなフルーティーなコーヒー飲んだことない！」とその新しいコーヒー体験をし一気にコーヒー沼へ沈んでいきまし。
僕と同じようにエチオピアの浅煎りを飲んではまって行く人も多くいるのではないでしょうか。
僕はコーヒーが苦いのがおいしく、酸味はおいしくないというのが当たり前と捉えていたのが「浅煎りのコーヒー」を飲んで新しいおいしい体験をしたことでコーヒーの楽しみ方が増えてより好きになりました。
このように考え方を変えるくらいの体験をすることでおいしいさを超えた楽しさやもっと好きが生まれると僕は考えています。
日本茶ミルクティーは概念を変えるトリガー
And Teiで一押しなのが【玄米茶ミルクティー】です。
「え、玄米茶にミルク！？」
「聞いたことない」
「ミルクと合うんですか？」
そんな声が聞こえてきそうですね。
ご来店された方にはよく言われますw
やはり玄米茶もストレートで飲むのが当たり前なお茶。
ミルクを入れようなんて考えたことがない。
ごめんなさい。そんなことはお構いなく
僕はミルクと相性がいいんじゃないかと考えてしまいました。
And Teiではミルクと言ってもプラントミルクのみを使用したミルクティーです。
日本茶とプラントミルクの相性はよく、日本茶の香りが楽しめて、こくや味わい、口当たりをプラントミルクで形成します。
玄米茶は玄米と香ばしい甘さと清涼感のあるお茶の香りが楽しめます。
合わせておすすめしたいのがオーツミルクです。オーツミルクも香ばしい甘さのある味わいで玄米茶との関連性も高く、より香りも引き立ちます。
少し甘さを加えることでコクも出るので甘さアリで飲んでもらうことをおすすめしています。
この「玄米茶オーツミルクティー」はきっと不安になりながら頼まれている方も多かったのでしょう。それが…
「おいしい！」
「玄米茶ってミルクと合うんだ！」
「しっかり玄米の香りがする」
「やさしい味わいにほっこりする」
「おいしいか疑ってたけどまた飲みたくなった」
「次は違うミルクで合わせて飲んでみたい」
と沢山の喜びのお声を頂いています。
And Teiの日本茶とプラントミルクで作るミルクティーには
みなさんの持っている日本茶の概念を外すトリガーとなり
楽しみ方の視点を変えて新しい日本茶をおいしさや面白さに気づくきっかけになると僕は考えています。
日本茶ミルクティーをぜひAnd Teiの空間のなかでお茶時間を楽しみながらじっくりと味わい体験して頂けるとうれしいです。
みなさんとお会いできること楽しみにお待ちしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？