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"origin"の制作秘話①

 今回はこの間開催されたM→Fes2021で上映された作品"origin"について制作した経緯をお話ししたいと思います。まだ作品を見ていない方はこちらから視聴してみてください。

キッカケ

 最初のキッカケはTwitterでのM→Fes2021が開催される告知でした。9月の連休が終えた頃に知りました。その頃の私は作画アニメやBlenderと新しい事をチャレンジしていました。本来の自分の作風が作れていなかったので、今回は久々に自分らしい作風を作りたいと思い、"origin"の制作を始めました。
 この頃は"Hashtag Animation Fes 2021" や"第4回ECHO映像大会"と複数の映像イベントに掛け持ちしているような時期でした。

タイトルについて

 今回『origin』というタイトルは私が映像制作を始めて今年で10年と一つの区切りであり、自分の原点を振り返りたいと言うメッセージでつけました。私が10年前に制作された"B→W"を連想させるようなマスゲームチックなストップモーションアニメ風モーショングラフィックスにしました(当時はmutuki名義で活躍していました)。

素材について

 今回撮影に使用した素材は食パンの袋を止めるバック・クロージャーにしました。
 何故その素材にしたのは、あまり印象の薄い物で、影の薄い存在でもあり、私の作品も当時は影の薄い存在でもあったので、私自身の投影される感じにしました。その影の薄い存在でも活躍しているよう表現したいと思い、今回撮影しました。撮影はストップモーションアニメ風であるよう数百枚撮影しておらず、6×4の24枚の配置パターンだけです。ただ、バック・クロージャーが中心に写れているか、影や光等の余計な物が入ってないか何度もチェックしてやり直しをしました。


今日の制作秘話はここまでにします。明日はAfterEffectsでの編集作業やIllustratorの背景素材についてお話ししたいと思います。最後まで見てくださりありがとうございます!是非明日も見てください。

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