息子がバッドマンの悪役に見えた話
息子がバッドマンの悪役に見えた話
ちゃりれれさんというクリエイター様のnoteにコメントさせていただいた事があるのですが、自閉症スペクトラムに「笑いが止まらなくなる」という症状が知られているそうです。
かくいう私も、ここ最近、息子が公共交通機関移動中など、場所、時間を問わず、急にクスクス、ゲラゲラ笑いだし、注意力散漫になるので、非常に気を揉み、イライラもしていました。
何かに集中させるとおさまるようなので、家ではパズルなど勧めますが、効果にはムラがあり、落ち着いてくれることを願うしかない状態です。
我が子をサイコキラーのジョーカーみたいって、他に例え方無いんかいって感じですけど、本人の意思に関係なく笑いだしてしまうって、バッドマンのスピンオフ作品・ジョーカー、ホアキン・フェニックスの怪演を連想したんですね。
けど、だんだん私なりに神経が図太くなってはいるみたいで、世の中の8、9割あるいはそれ以上の母親がそうであるように、私は息子が好きなんです。
世の中の視線がどうであるかに関わらず。
推し活なんて殆どしたことない私ですけど、我が子は完全自然体で推していて、何をしたって可愛い。
ぶっちゃけ人に迷惑をかけても、可愛い。かけろ、とは言わないけど…。
そういう意味で、なぜか自分の子供の出来が良くないと可愛いと思えないとか、信じられないっていう親もいるのは、人間の個体差と思いますが、不運を通り越して不幸な性質のような気がします。
当たり前かもしれないけど、子供を無条件に愛せるって、神様の祝福と言っても過言ではないと思うんですね。
別に意識的に望んだわけでもないのに。
息子は定型の子と比べて、コミュニケーションで苦労することも多いのかも知れないけど、私は、周りの人に彼を育ててくれるよう協力しながら、生きてるうちはずっと息子を愛し続けるというのが、「親」なんだと思います。
わざわざ「将来はどうなる?」とか考えて、暗くなっても良いことはない・意味もないって言うのが、やっと身に染みてきた感じです。
まあ、そんな高邁 な精神をいつでも持てているわけもなく、怒り散らして怯えさせることもしょっちゅうあるのですが。
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