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テネシー州大都市ナッシュビルの小学校銃襲撃事件






テネシー州大都市ナッシュビルの小学校銃襲撃事件



いい意味で、であるはずがありませんが、アメリカで続く小学校銃撃事件に関心があるので、自分でも下記に少しまとめました。


テネシー州大都市ナッシュビルの小学校銃襲撃事件と、2022年5月テキサス州ユヴァウデのロブ小学校銃襲撃事件が対照的である点


ナッシュビルでは10分程度の間に、9歳の少年を含む3人の生徒と60歳からの3人の教員・計6名の被害者が出たが、エンゲルバートとコラーゾ警官は、アトリウム(ガラスやアクリルパネルなど光を通す材質の屋根で覆われた大規模な空間)にいた容疑者ヘイル氏を到着後4分で射殺している。


事件制圧後、教員は大半の子供がロックダウンの状態である(ただし2名は居場所が分からなかった)と答えた。

(ロックダウン:アメリカでは学校での銃撃事件発生の際、被害者を「最小限」にするため、自動的か手動か、全ての部屋のドアに鍵がかかるそうです。これをロックダウンというのだと映画(小作品)で知りました。もし怪しい人間が銃を持って施設に闖入したときに、廊下を歩いていて、避難しようにもどこの部屋もロックダウン状態になってしまったら、と考えると怖いですね)


テキサス州ユヴァウデの方は、容疑者の姿が見えない事に警戒・突入を70分超躊躇し、その結果容疑者には殺人の時間を与えることになり、19人の子供を含む計21人が死亡した。


彼らの迅速な対応は、称えられてしかるべきところがある反面、テネシー州でのred

flag low不在という脆弱性は最悪の形で浮き彫りになった。


犯人のヘイル氏(身体的には女性 28歳)には精神障害があり通院歴があった。

ヘイル氏の親は、彼女と同居していたが、銃を購入し家に隠していたことを把握していなかった。

事件前の朝、母親が彼女の外出前にバッグの中身を尋ねたが、彼女はそれを無視した。


wikipediaより


red flag lowとは

銃による暴力を防止する法律であり、州裁判所が他人や自分自身に危険を及ぼす可能性があると考えられる人物から銃器を一時的に撤去することを命じることを認められている。

裁判官は、問題の銃の所有者による声明と行動に基づいて、命令を出す決定を下す。

命令に従うことを拒否すると、刑事犯罪として処罰される。一定の時間が経過すると、別の法廷審問で没収期間が延長されない限り、銃は押収された人に返還される。


テネシー州でのred flag low:

red flag low(法案)がテネシー州議会に提出されたが、2019

年に共和党が支配する議会は法案の取り上げを拒否し、ビル

リー知事はそれを支持することを約束なかった。 2020 年、民主党のサラ

カイル上院議員は上院法案 1807 を提案した。




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