グラスのふちに塩が付いているお酒の正しい飲み方について考えてみる

飲み屋での一杯目はレモンサワー!の確率が、99.5%の2号です。

(一度だけ、一杯目をクラフトビールにした)


昔、いつものようにレモンサワーを頼もうとしたときに、グラスのふちに塩が付いているものを勧められたことがあります。

こう見えて、“しょっぱいもの好き”と“減塩”の狭間で日々闘っている2号は、嬉々としてそれを頼みました。

ごついグラスに並々注がれたレモンサワー。

食卓で使うものよりちょっと粗めの塩が、グラスのふちを一周しています。

飲んでみると、ざりっとしょっぱい塩のパンチが、レモンの酸っぱさと相まって、なんだか逆に甘く感じる?!

当時の私にとっては新感覚。うま~い!

だけど、グラスのふちに付いた食塩は大半が残りました。

グラスを回しに回して食塩を食べきる。人の目のあるところでは、どうにもそれができなかったのです。

帰りは残った食塩を想いながら歩きました。


結局あれって、どう飲むのが正解なんや?!


一人で飲みに行くなら、グラスを回しまくって塩をきれいにいただいたのち、我々に塩をもたらしてくれた海と人に感謝を述べるのが正解か。

もちろん、みっともないので舐めないように気を付ける必要がある。


でも、複数人で行くことになったら……?

昔みたいに塩を残してしまって、結局ただのレモンサワーを飲むのは、いたたまれない。

では……。

一回飲んで、グラスを置くときに、塩が付いている面を正面にするように、微妙にずらして置く。

そして、そのまま持ち上げ塩と一緒にお酒をいただく。

そのうちグラスの取っ手が自分側を向いたら、「私にとって取っ手は取るに足らないものなのよ~」感を出しつつ飲む。この時だけは、相手の視線なぞ気にするもんか。


……理論的にはいけそうだけど、実践するとどうなるだろう。

note『実践してみた編』、お楽しみに(嘘予告)。