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【ブランド開発のきっかけ】悩みと直感が導く“夜用コーヒー”という発想

ナイトリーズよーじです。
工場に発注した夜用コーヒー、もうすぐ届きます。

7/15追記 届いたコーヒーの写真を入れておきます⭐️

これから販売していくのですが、今からとてもドキドキ、ワクワクです!

このコーヒーが皆様のもとにしっかりと届けばいいなと思い、頑張ってメンバーと準備しています。
皆さんの早く飲みたいというご意見は私の鼓膜が破れんばかりに聞こえている気がしてならないのですが、もう少々お待ちください(最近周りから幻聴が聞こえているのではと心配されております・・)。

それでは今回はこのコーヒー開発に至ったきっかけについてお話します!
(動画で見たい方はyoutubeをチェック!)

居場所を作りたいバリスタ

まずは学生時代に遡ります。

僕は某有名コーヒーチェーンでバリスタをしていました。バリスタの仕事もコーヒーもすごく好きでした。

定期的にコーヒーのテイスティングのテストがあるのですが、

「あ、これはコロンビアですね、こっちはエチオピアですよね?」

とドヤ顔で言って、間違える、1個も当たらない、マークシートで全部「1」にしていれば当たっていた確率よりも、低い確率の正答率を繰り返す。
そういう成績を収めている優秀なバリスタでした。

優秀すぎてコーヒーはあえて語らない、という接客が評判の、いわばバリスタの鏡でした。

まあコーヒーも好きでしたが、どちらかと言うと、あのコーヒーの香りが漂う空間、仕事でもない家でもない、誰かの第3の居場所を作る、それが好きだったんです(言い訳にしか聞こえない・・笑)

コーヒー好きと仕事好きが高じて

惜しまれ(た気がし)ながらもバリスタと大学を卒業し、晴れて社会人になりました。
それで、その入った会社の仕事が本当に楽しかったんです。できないことがたくさんあるので、学びながら実践、実践しては学ぶ、を繰り返して、ずっと働いていました。もちろんコーヒーと共に。

大好きなコーヒーを片手に仕事に夜まで夢中になる。
仕事とコーヒーが好きすぎて

好きが高じて

夜、とても目が覚めているようになりました(笑)

あるときから、夜中何度も起きますし、朝起きるのが絶望的に辛い、日中病的にうとうとするという状態がデフォルトに。

しばらくそれで悩んでましたが、なんとか騙し騙し生活は送っていたんですね。
会社の会議とか毎回記憶を失いそうになっていました。てか失ってたんですけど。

クリニックにアドバイスを求めて

でも、ある会議のときに会社の会長が出席していたんです。あろうことか、その会長の目の前で、完全に記憶を失ったんですよ。数秒間だったかな。

ハッと目が覚めたときの、目の前にいた会長の憐れむような目、私は忘れません。

それで、意を決してあるクリニックに行きました。そこで相談することにしたんですね。

「僕はやばい、このままだと本当にやばいんす。なんとかならないすか」

そこでのアドバイスのもと、行動を見直すようにしました。夜ベッドに入る前のコツや、リラックスタイムに効く成分など、さまざまなアドバイスをもらい、ひとつずつ実践。夜のルーティーンを変えましたし、なにより大きな原因だった

「カフェイン」をなくすため、コーヒーをやめました。

「コーヒーやめなかったら、あんた○ぬわよ」と細木数子ばりには言われた気がして生活を変えました(そんなことは全くない)。

そんなアドバイスのおかげで、コーヒーをやめて夜中の悩みはなくなった、ものの、

やっぱコーヒー飲みたい!そう思ったんですね。そう、バリスタの鏡ですから。

直感を信じて

その頃ちょうどカフェインレス、デカフェが某コーヒーチェーンやスーパーでも並ぶことが多くなっていた時期でした。

むかしデカフェは薄い、おいしくないと言われていましたが、技術の進歩だったり最近の健康志向が増えてニーズが高まったことで、おいしいデカフェが増えていたわけです。

だから「デカフェんま」と思いながら飲んでいました。

ですが、ふと、クリニックでのアドバイスの中に、睡眠環境を整えるのに最適な成分を思い出したんですね。
GABAやトリプトファンといった成分はサプリから取ったりしていたのですが、そこで直感的に思ったんです。

「これ、カフェインレスコーヒー入れたら、よくね?」

カフェインレス✖️GABA✖️トリプトファン✖️テアニン

それがナイトコーヒーの始まりでした。カフェインレスコーヒーにおやすみ前に最適な成分を入れる。そうすれば、夜でもカフェインを気にしないでいいし、むしろ夜にこそ飲みたいコーヒーになるではないか、と。

病院に行く、サプリを飲む、そこまでではないけど、夜のクオリティを上げたいと思うコーヒーラバーな人たちが、罪悪感なく飲めるのではないか、と。

きっとこのナイトコーヒーが日本のいろんな人の役にたつ。カフェに行かずともこのコーヒーを家で夜に飲むことで、その空間がリラックスタイムになり、落ち着ける居場所を作れるのではないか、と。

そんなふうな妄想というか、直感がかけめぐった結果、よしやろうと決断。それから約1年くらいの開発期間を経て、今回スタートすることになりました。

「やっぱ、居場所を作りたい」

ナイトリーズコーヒーをはじめるきっかけについてお話ししました。

振り返ると、今頑張っているのは学生時代にバリスタをしていたとき、コーヒーを通して誰かの心が満たされる居場所を作りたい、という思いに通じていたんだなと思いました。

というのも、このナイトリーズは、最終的にはそれぞれの家にいながらも、ナイトリーズを通じて、それぞれの家がつながる、そんな居場所を作りたいと考えているからです。

少し形は変わりましたが、あのコーヒーチェーンのように「私たちはコーヒーを提供するのではなく、居場所を提供しているんだ」
コーヒーD2Cブランドとして、今それをやろうとしています。

このコーヒーがみなさんの夜の時間を、いやもっと言うと、人生がもっとよくなるきっかけになることを願っています!

それではまた、おやすみなさい。

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