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ジビエ体験記

熊肉が食べてみたい!!
と思ってジビエ料理を提供しているお店「米とサーカス」に行ってきました。
http://miyashitakikaku.com/store/komecircus/

お店に入ってみるとなんとも言い難い怪しい雰囲気。
店員さんの髪型も奇抜な人が多くて、さらに怪しさが演出されている感がある。

まず、メニューを見ると、「熊」「猪」「鹿」など、ジビエの定番っぽい商品が並んでいるが、ほかにも「ラクダ」「クジラ」「ワニ」など普段目にしないような動物たちが並んでいる。。

まずお目当の「熊鍋」を注文し、他にも「クジラのベーコン」「ワニの天ぷら」「カンガルーのたたき」「馬鹿山羊刺し」「イナゴの佃煮」「ダイオウグソクムシの姿揚げ」を注文した。

まず最初に出てきたのがクジラのベーコン

ちょっとピンク色なのはどこの部位なんだろう?という疑問はうまれつつも、一切れ食べてみる。

終始感じるのがクジラ独特の強烈な臭み。
これだけは今までに食べたことがない本当に最悪に臭い。
例えるなら、生の魚の肝の部分を凝縮させて固めたような感覚。
これだけは2度食べたくない1品。

クジラのベーコンの出会い頭があり、このお店の出てくるものに恐怖を感じだした時に出てきたのが、「カンガルーのたたき」と「ワニの天ぷら」

少し警戒しつつも、カンガルーを実食。
これは普通に美味しい!
とても硬くて噛みきれない!みたいな肉質を想像していたが、そんなことはなく、牛の赤身肉に近い感じの味。
そして、ワニの天ぷら。
これも普通に美味しい!!
独特の弾力があり、それが揚げられていることによって香ばしさもあり、美味しかった。この弾力は牛・豚・鳥では出ない食感で新鮮な味わい。

次に真打の「熊鍋」!!!!

出来上がる前の写真を撮るの忘れてしまった。。。。
店員さんからは、熊肉の赤身がちゃんと取れるまでしっかりと火を通してから食べてください。とちょっと怖さを喚起する言葉があり、クジラの1件でこちらも身構えている(笑)ので、しっかりと火を通してから食べる。

結構臭みがあって独特な感じとは聞いていたものの、実際に食べてみるとレバーに近いような味。食感は肉だけど、味だけレバーみたいな。鍋の味が味噌だったのもったと思うが、変な臭みはなく、美味しくいただけた。

鍋をつついている間に出てきたのが、「馬鹿山羊刺し」

左から、山羊・鹿・馬の順。
山羊は臭みがあるので、酢醤油と生姜をつけて食べてくださいとのアナウンス。
指示通りに食べてみた。
正直臭みは全くなく、歯ごたえと弾力がある感じの食感。
味に関しては、少し淡白だが、噛めば噛むほど味わいが出てくるので食べていて楽しい。
次に鹿。
こちらは簡単に歯で嚙み切れるような食感で、味も見ての通り脂が少なくスッキリしている。普通に美味しい。
馬についてはよくお店で出ているようなのと同じ感じだった。
この中なら、個人的には、山羊>鹿>馬の順でお気に入り。

次にジビエとは言いつつ、目に入った「虫」系の商品。
まずは「イナゴの佃煮」

最初の1口を運ぶのが少し勇気がいったが、小魚の佃煮を食べているような感じで特に驚きもなく、普通に食べられた。普通におせちの中に入っていても違和感なく食べられると思う。

最後に大物の「ダイオウグソクムシの姿揚げ」

これを提供された時にはかなり絶句。
こんなものを食べるのか・・・と。
少しビビったので、ググってみて情報収集。
味についてはほとんど海老との情報が入ってきた。
それの安心感もあって、勇気を出して食べてみる。

殻が口の中で刺さってめちゃめちゃ痛い笑
そして身が少なくて、ほぼ殻を食べている感じ。
かすかに入っている身の味は確かに海老で、えびせん味の殻をずっと食べ続けている感覚に襲われる。
ただ、見た目の怖さよりかは全然美味しかった。

ほかにも今回は流石に日和ったメニューの中に、「昆虫6種食べ比べ」というものがあり、次回は勇気を振り絞って食べてみようかな笑

ただ色々なジビエを食べてみた結果、牛・豚・鳥は超優秀な食べ物なんだなということがよくわかった笑
これからは牛・豚・鳥に感謝をしつつも、ほかに面白そうな食べ物があれば挑戦してみようかなという気になりました!
何か変わった食べ物を知っている方や、自分では怖いけど誰かに食べて欲しいようなものがあればコメントいただければ試してみようかと思いますので、気軽にコメントお願いします笑

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