現代詩 どら焼きを盗む

どら焼きを盗む時
ココロの中には
どら焼きも減った腹の事についても全然考えていない
夏虫の鳴る声だけを聞こえる
夏の終わりの頃に

夏虫の鳴き声に溺れて
腹が一杯
小さいなカップを
一杯になるまで
蝉は樹にくっついて
汁を飲みながら堕ちるまでの時間を数える

私はいつになったら、子供になれるだろうか?
ポケットの中あるのは四次元ではなく
500円位の運動量を持つ非連続性の時空と
合間に見えるブートレッグの電子幻想だけが
見える、自分を
夏虫の声を聞こえる小さいな
川辺に居る小さいな東京の学生アパートで

。。明日が晴れば、河岸で居座っている
裏の謎に満ちた「沈む世」からやってきた運命の少女と出会える
川辺で座って膝を抱え込む彼女を誘って
一緒にいつも通りの町に向かって旅をしましょう、白昼夢の真ん中へと
幻想の中で謎を破るバトルと謎を解くratiocination、
学びと気持の働き、
新しい友達との出会い
ロマンスコメディ、滑稽劇人生
平日になったら一緒に学校へ行けるかもしれない
明日が晴れれば
川岸に広がる青々とした野原は、露に濡れている。
太陽は涼しい。
自転車が欲しかったが、ブレーキのかけ方がわからないからやめましょう。
2006年の東京、有り得ない一浪学生の幽霊
商店街、書店、同人ショップ
古いネット通信と古い型のテレビアニメの合間より
見えるミクロコスモス的な無限拡張の単子世界
夏にはぼろ学生アパートで、パソコンよりギャルゲーをやりながら
飲めや貰った暑い麦茶のお茶と
食えや盗んだのび太のどら焼きを

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