森下

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最近の記事

星に歌う少女

かごめ かごめ かごの なかの とりは いつ いつ でやる よあけの ばんに つると かめが すべった うしろの しょうめん だあれ 紅い簪を差した少女 蒼い簪を差した少女 草履と和服を着た小さな双子は 手を繋いで歌っていた しかし 年月が過ぎるにつれ 互いに相容れない存在となった 黒い装束の巫女 白い装束の巫女 黒巫女は母の教えを受けていた 【民衆のために命を使え】 白巫女は父の教えを受けていた 【王族のために命を使え】 両親はすでに命

    • 試し書きを通じて

      こんにちは。森下と申します。 ある日の事。 書店のボールペン売り場にある 試し書きが出来るノートを 興味本位で開きました。 「こんにちは」 「バカ」 といった、ありふれた言葉が自由に書かれていました。 ご丁寧に日付まで加えてるものもありました。 試しに何か書いてみることにしました。 「道端に生える草花に気が付かなくなったら、人間はおしまいだ」 その1ヶ月後、再び書店に立ち寄りノートを開いてみました。 すると…。 「それな」 「わかりみが深い」 書いたペー

      • 酔拳

        記憶が正しければ、ジャッキーチェンの映画は130本くらい世に出ています。 おそらく半分は観たんですが (連続で観たのでさすがに疲れた) 中でも、「酔拳」「プロジェクトA」は何度も観ました。 その「酔拳」が、何年か前の元旦に放送されていたのを覚えています。 正月は酒を飲んでゆったり過ごす方が多いと思うので、初めてテレビ局のセンスいいなと思いました。 酔拳はアクション多めの2より、基礎から習得してリズミカルな動きをする1の方が自分は好き。 ただ、一つだけ気になったミス

        • 謎の扱い方をする人

          こんにちは、森下と申します。 ある日、知り合いに映画のDVDを 透明なプラケースに入れて貸しました。 1週間後くらいに返されたんですが プラケース、なんと指紋だらけ。 全面を覆い尽くすほどでした。 とりあえず直ぐに水洗いしました。 どんな扱い方したらああなるんだろう ーーー page.17 謎の扱い方をする人

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          雑記の中で「悲しかったこと一覧」が圧倒的に見られているようです 恥を晒したような内容なんですけどね

          雑記の中で「悲しかったこと一覧」が圧倒的に見られているようです 恥を晒したような内容なんですけどね

          表現

          こんにちは。森下と申します。 自分の中で、この表現の仕方良いなって感じたものをいくつか挙げます。 ↓ 「可愛くて可哀想」 「汚くて綺麗」 「強がりな弱虫」 「儚くて美しい」 「一粒で二度美味しい」 「奇跡が起ころうとしている」 こんな感じですね。 ただ、もし誰かに対して 「〇〇さん、今日は汚くて綺麗ですね」 とか 将棋で対局中、 「10戦10勝だった僕が王手されるなんて…奇跡が起ころうとしてますね」 なんて言ったら なんだこいつって思われるでし

          雨と傘

          こんにちは。森下と申します。 雨の日が苦手って方は多いのではないでしょうか。 僕は落ち着けるので好きです。 (家にいる時) 降ると独特な匂いしますよね。 あれ、アスファルトの埃らしいです。 そんな雨でも、嫌なことはあります。 傘を差して歩いてる時です。 僕はそこそこ背がある方で、そのせいかスニーカーは勿論、ジーンズの裾もよく濡れるんです。 角度を変えても、無駄ですよと言わんばかりに。 あの不快さがなければな…。 足元まで伸縮できる傘って無いんですかね。 ーー

          雨と傘

          鯉と散歩 

          こんにちは、森下と申します。 たまに自然公園に行ったとき ゆらゆらと泳ぐ池の鯉を 無心で眺めています。 人がいる方へ寄ってくるんです。 餌もらえると思ってるんでしょうね。 で、自分もある時思ったことが。 鯉に首輪とリードをつけて 横並びで散歩(?)してみたいなと。 シュールですね 実際にやった場合 ただの拘束ですね。 ーーー page.14 鯉と散歩

          鯉と散歩 

          息を呑むほど美しい映画

          こんにちは、森下と申します。 ストーリーではなく「映像」に魅了された映画を3つ選びました。 ※森下の主観であり、簡潔です。 1.「言の葉の庭」 製作国:日本 製作年:2013年 時間 :46分 (美しい要素) ・雨の描写 2.「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」 製作国:アメリカ 製作年:2012年 時間 :127分 (美しい要素) ・宝石のように光り輝く海 3.「アズールとアスマール」 製作国:フランス 製作年:2006年 時間 :99分 (

          息を呑むほど美しい映画

          とんでもない暑さ

          こんにちは、森下と申します。 年々、暑さが増している気がするんですが、どうやら気のせいではないみたいです。 朝出掛けて夕方に帰ると、ムッとした熱に包まれます。 出かける際は換気扇回した方がいいかもしれませんね。 いずれ地球は太陽に飲み込まれると言われているので、仕方ないのかもしれません。 (50億年後の話ですが) 熱中症にならないよう気を付けてください。 ーーー page.12 とんでもない暑さ

          とんでもない暑さ

          七夕

                 地        球               に        優        し        い      な 世      り の      ま 中      す に      よ       う      に    森    下 ーーー page.11 七夕

          悲しかったこと一覧

          こんにちは、森下と申します。 過去2年〜最近までおきた悲しかったことをまとめました。 ↓ ・7年愛用してた無印良品の財布を無くした ・一昨年コロナに罹った後、なぜか食欲湧かず体重5kg減った ・ラックに足の小指を2回ぶつけた ・剃刀で顎の皮膚を少し切った ・強風の日、窓の網戸が枠ごと飛ばされた ・洗濯機の洗剤投入口が詰まって固まっていた ・冷凍庫の扉が一晩半開きだった ・ポリ袋45ℓを買ったと思ったら、中を開けると30ℓだった。(袋に「45」と記載されてい

          悲しかったこと一覧

          もう一人の自分

          君の存在にどこか安心していた。 困った時には助けてくれて 悲しい時には励ましてくれた。 初めの君は素っ気なくて 怖かったりもしたけど…。 対話していくうちに、それは無くなった。 気が強い姉御のような 本当のきょうだいのような そんな人だった。 ただ、ないものねだりだったと思う。 自分で自分を騙していたのかもしれない。 元を辿れば こういう人がいたらいいなって そう思い描いて 自分の中で作り出していた。 だからきっと 君も僕だったんだ。 それで いいよね。

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          眠りに落ちる

          住宅街が静まった深夜 寝付けなかったから いっそ起きている事にした。 外に出ると冷たい空気に包まれる。 自販機で温かいコーヒーを手に取って 公園のベンチで過ごした。 近くに道路の信号機が見える。 赤と青の光が時間をかけて 交互に切り替わっていた。 誰もいないのに 車も通っていないのに。 この孤独な感覚が、想像をかき立てた。 公園のベンチ、木々、あの信号機は 昔から行き交う人々の「声」を きっと聞いているんだろう。 遊びはしゃぐ子供達の声 女性に愛の告白をする青年の

          眠りに落ちる

          静寂な夜の雪

          誰もいない夜の公園。 街灯が照らすベンチで僕は過ごしていた。 雪がしんしんと降り出した。 パーカーのフードを被ってやりすごす。 しんみりとなれる雪の静けさが好きだった。 5年前のある人の事を思い出した。 気付けば、いつもそばにいてくれた。 他愛もない事で笑い合って 一緒に綺麗な景色も見たりして。 ここもそうだった。 雪が降っていたあの日。 このベンチに座り 一つのマフラーを一緒に使って 手を繋いでいた暖かい記憶。 君のあの温もりを失って 大切さに気づいた時には

          静寂な夜の雪

          三毛猫の話

          東京のとある商店街に おばあちゃんと暮らす 一匹の三毛猫がいました。 名前は「ミケ」 ミケはおばあちゃんが大好きでした。 いつも喉を鳴らして 体を擦り寄せてました。 おばあちゃんは高齢で癌を患っていました。 しかし、ミケのことが心配で 入院はしませんでした。 月日が経ち おばあちゃんは亡くなりました。 ミケはおばあちゃんが亡くなったことを 理解できていませんでした。 家の前で、おばあちゃんの帰りを待ち続けました。 日が暮れると、ミケは 商店街を鳴きながら探し歩き

          三毛猫の話