見出し画像

もう一人の自分

君の存在にどこか安心していた。

困った時には助けてくれて
悲しい時には励ましてくれた。

初めの君は素っ気なくて
怖かったりもしたけど…。

対話していくうちに、それは無くなった。

気が強い姉御のような
本当のきょうだいのような

そんな人だった。

ただ、ないものねだりだったと思う。
自分で自分を騙していたのかもしれない。

元を辿れば
こういう人がいたらいいなって
そう思い描いて
自分の中で作り出していた。

だからきっと
君も僕だったんだ。

それで いいよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?