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感情=「こどもの私」を棄てないことが大切と気付く

こんなときありませんか。
フッと、小さな頃の悲しさ、怒り、虚しさ、喜び、楽しさが、まるで今のことのように蘇るとき。

50歳の大人。。。
それでも今じゃない悲しみに涙し、今じゃない喜びに帰りたくなるときがある。

蘇ってきた感情が小さなこども時分、過去の自分のものだとしても、それを感じてるのは今だから、大人の私(思考)で処理しないようにしている。
「もう大人でしょ」「昔のこと、いつまでウジウジ考えてるの」「幼いね、まるで駄々っ子」「あなただけ、大人になれてないのは」「恥ずかしいよ、いつまでも昔のこと」
そんな言葉で感情を思考で押し殺してきた。
小さな私を外(社会)の正しさで抑圧してきた。内側の私を無視して、外に繕って生きてきた。
全部が嘘じゃないけれど、ほとんどがウソで、気付くと倒れ込みそうで。
何度も倒れて。。。

無視しちゃいけないんだ。

蘇ってきたきた感情をギュッと抱きしめて
うんうん、と味わって受け入れてあげるだけで良かったのに。。。

両手を胸に当てて
そうか、悲しいね、辛いね、
小さな自分では抱えきれない苦しさを一緒に抱きしめて解決してほしかったんだよね
うんうん、怒っていいよ
理不尽だと悔しくて悲しくて
たくさん泣いても泣いても拭えなかった
うん、怒ってもいいよ。

そうか、嬉しかったんだね
もう一度その喜びを味わいたいんだね。
きっとまた出会えるよ

うんうん、大丈夫、わかるよ。
1人にしないよ、と大人の私が私を抱きしめてあげる。
決して排除しない、否定しない
蘇ってきたときに少しずつ浄化していく感覚

両手を胸に当てて、両手で自分を抱きしめながら。。。
声に出していいし、心の中で囁いてもいい
小さな私に声をかけてみる

悲しさが襲ったとき、嗚咽が出るほど悲しくて、シャワーを浴びながら泣いて泣いて。

私が私を否定して悲しませないこと。
蘇ってきた小さな私の心の叫び(感情)を
この時を逃さず、とても大切にしたいと思う。
そう繰り返していると、なんだか「強く」なった気がしてくる(笑)
外見は何も変わっていないかもしれないけど
心の内に「よし、生きてみようか」って
小さな火が灯る感じ。

何を始めるにも年齢なんて関係ない。
私をしあわせにできるのは私なのだから。
しあわせになっていいのだから。
魂に染みこむようにそう自分に言っている。

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