多様な教育の必要性-IQと偏差値の関係性に着目して-

偏差値とIQには相関関係が一般的にあると言われているが、
実際にそうなのであろうか。

聞いた話、IQが100の人でも東京大学に入るし、逆もしかりである。

日本の入試ではセンター試験、大学の個別試験では論文やエッセイというのはAO入試を除いて基本的になく、記憶力が一番求められる傾向にある。思考力などはあまり問われない。

ウェクスラー式のIQテストでは作動記憶(ワーキングメモリ)は問われるが長期的な記憶力は問われず、また知覚統合などセンター試験ではあまり問われないものもある。思考力もまたセンター試験にはそれほど必要がない。

ゆえに偏差値とIQには相関関係がそれほどないということもできる。

その際、高いIQを有効的に活用するためにはギフテッド教育やシュタイナー教育、モンテッソーリ教育などその子の強みや主体性、人間力を養うために必要なのではないか、
日本や韓国のように詰め込み教育には違和感を感じざるを得ない。

シュタイナー教育やモンテッソーリ教育、サドベリー教育など多様な教育がもっと日本に普及してほしい限りである。

また、センター試験のように国、数、社、理、英というように満遍なく問われるが、社会に出てからは必要ないように人間力を養うためには多様な教育が必要なのではないか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?