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王さまの本棚 80冊目
『動物農場』
ジョージ・オーウェル作/高畠文夫訳/角川文庫
80、動物農場
— 安野ニツカ (@nienoedda) August 10, 2020
これ、読んでないんですけど、高校のとき夏休みの宿題で、洋書渡されて抄訳してこいと言われ、楽しく頑張った思い出。この度夫の本棚からかっぱらってまいりました。積読決定!!! pic.twitter.com/IFIzcOPhpS
まーた読んでない本紹介してるよ……とお思いの方々、こんばんは、知ったかぶりです。お恥ずかしい。
そしてさらに阿呆を露呈するのですが、宿題になっていたのは、ディケンズの『オリバー・ツイスト』であって、『動物農場』は英語の授業でやったのでした。しかも授業時間が足りなくて、最後までできなかった気がする、と、終わりのほうを読みながら思い返しています。うーん、醜悪。これ読むの?なんだか胸が悪くなりそうですよ?
これも、もっと幼い頃に読んでおきたかった本なのかもしれません。
というのも、おとなになった今、なんとなく、かろうじて、これが寓話であることを理解してしまっており、ううん、この辺は巧く喩えてあるなあ、なんてしたり顔をしてしまうからなのです。
『ガリバー旅行記』がいい例で、わたしはあれをとても小さいころにただの冒険物語として読み、中くらいのころに、ふむむ、実は寓話だったのか、と唸った経験があります。
子どものときに読んでおきたい本、もちろん胸躍る冒険物語はそうであるのですが、寓話もそこに加えておきたいものです。まず何も知らずに読み、長じて感心する。このプロセス、大事だと思うんです。
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