王さまの本棚 54冊目
『ジャングル・ブック』
ラディヤード・キップリング作/木島始訳/石川勇絵/福音館書店刊
これは子どものころ、抄訳を読んでいました。タイミングとしては、『ホビットの冒険』と同時期。つまり「最初に読んだ絵本じゃない本」の一冊にあたります。
抄訳には約半分、モーグリがシアカンを斃したところまでしかなく、代わりに『リッキ・ティッキ・タビー』……だったかな……ちょっと、タイトルがうろ覚えすぎるのですが(何しろ、最後に読んだのが小学生だか中学生だかのころなので)、マングースがコブラと戦う小さい物語が入っていたように思います。あれは同じ作者のものだったのか……どうか……いい機会なので、ちょっと調べてみましょう。
(Wikipedia先生に相談)
ええとーいろいろややこしいみたいなのですが、モーグリが出てくる一章一章と同じ扱いで、『リッキ・ティッキ・タヴィ』の物語も存在し、また、ゾウやオットセイをテーマとした章もあるそうな。なにそれ読みたい。
こうしてみると、福音館の本は、モーグリに絞った抄訳であることがわかります。
それで、ゾウの物語は邦訳されているのかしら、ゾウ大好き。イヌイットのお話もあるんですって。イヌイットとオオカミのお話も大好きよ。図書館に行ってみねば。
こうして心の積読が増えていくのです。
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