シュタイナーの手仕事と文庫 ニディ∞ノディ

岡山/うえだじゅんこ シュタイナー手仕事教育協会【公認】手仕事教師 ◇ こども達が自分…

シュタイナーの手仕事と文庫 ニディ∞ノディ

岡山/うえだじゅんこ シュタイナー手仕事教育協会【公認】手仕事教師 ◇ こども達が自分の足で世界に立ち 自ら考え、感じ、行動していく 自分の人生を生きていく力を育む場所 手を使うことの大切さを お伝えします ◊ 第一期シュタイナー手仕事教師養成講座 幼児/基礎(小中高)・修了

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ランドセルの自動ロックは必要?

小学生が6年間毎日使う物 ”ランドセル” ランドセルのカバーを留めるために 下部に付いている金具 「錠前」が 最近のランドセルでは ワンタッチ式(自動)のものが多いと 最近知りました。 それは4年生の次女が 「自分のは手で回すタイプだけど、自分以外の子のはみんな 自動でロックされるんだよ」 と 話してくれたことから 知ったことでした。 わたしの小学校時代を振り返っても 錠前は手で回すのが当たり前で 長女(中一)と次女のランドセルを買った当時も 錠前

    • 子どもの不登校とシュタイナーの学び①

      私には3人の子どもがいます。 真ん中の次女ですが 小学校2年生の3学期から3年生のまるまる1年間 学校へ行きませんでした。 いわゆる、不登校というものです。 それはある日突然で、放課後担任の先生から電話がかかってきて 「〇〇ちゃん(次女)が、”先生あしたからもう学校に来なくても良いですか?”って聞いてきたんです。おかあさんもお家で話を聞いてやってください。」 というものでした。 私が驚いたのは、先生に「来なくてもいいか」と すでに自分の意志で聞いていることで

      • 育てたいもの、とは

        『糸を紡ぐ』 ふわふわの羊毛を 糸にするって 言葉にすると簡単なようで イメージすることも なんとなくできるような気がするけれど 実際に自分の手を使ってやってみると きっと色んな感情が動きます くるくると撚り(より)がかかっていく様は 言葉にならない感動が湧くし プツッと糸が切れてしまうと あぁ!とガッカリしたり 思うように糸にならないと イライラしたり諦めてしまったりも するかもしれない でも、もっと大切なことは 『自分の手を使って 糸をつくることができるん

        • 正解ってなに?

          つい先日の出来事になりますが 小学校4年生の次女が理科のテストを持って帰ってきました。 間違えたところを見せてくれたのですが その問題は 『モンシロチョウとアゲハの育ち方は 似ていますか?  それとも 似ていませんか?』 というものでした。 次女の答えは 『似ていません』 でした。 正解は 『似ている』 なので ✕ でした。 「なんでだろう?」という次女に わたしは 「モンシロチョウもアゲハも卵が幼虫になってさなぎになって 蝶(成虫)になるから、同じだよ

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        • シュタイナー手仕事教師養成講座
          2本

        記事

          手を動かすことが後の思考力へと繋がっていく

          わたしが今受講している シュタイナー手仕事教育協会の 手仕事教師養成講座の中で 「手を動かすこと → 思考力に繋がる」            というお話がありました ノートを取りながら それを後でまとめながら 何度も頭の中で繰り返した その言葉が 何気ない日々の日常の中で ふと そして ハッと 気付く、 繋がる、 そんな瞬間があります こどもが同じ園に通うおかあさんと 朝の何気ない会話の中で 「忙しくはないんだけど 考えることがたくさんあって  頭がいっぱいいっぱいに

          手を動かすことが後の思考力へと繋がっていく

          【はじまり】

          今週はふたつの開講式があり  今日そのふたつ目を終えて やっとやっと 気持ちが追いついてきた 『シュタイナー手仕事講師養成講座』を これから1年3カ月かけて 学んでいく その物語が 今 始まりました わたしがシュタイナー教育に出会ったのは11年前 長女が生まれて 自然な流れで出会ったような気がする 特別なものというより 「あ、きっとこれだ」 という 直感みたいなもの それを感じた それからは子育て雑誌などで目にする あのピンク色の空間に心奪われ 「なん