『藤田嗣治 心の旅路をたどる』at 大山崎山荘美術館
藤田嗣治の企画展を観に
アサヒグループ大山崎山荘美術館へ行ってきました。
天王山中腹にある洋館を利用した美術館です。
大正~昭和にかけて建てられた本館には
ステンドグラスや200年以上前の時計、
オルゴールなどのアンティーク品も
展示されていてとても綺麗でした。
写真に収めておきたかったけど、
館内は全て撮影不可なので
しっかり目に焼き付けてきました。
安藤忠雄氏設計の新館には
モネやルノワールによる絵画が展示されていました。
地下に作られた展示室に続く
コンクリート打ちっぱなしの細い階段には
静寂な空気が流れていて、
静かに射し込む光がやさしかった。
この階段を一段ずつ降りて展示室へ向かう時の
ワクワク感がたまりませんでした。
この新館に展示されている常設展示のモネ『睡蓮』を観るだけでも価値があると思ったので
また違う季節に来たいと思いました。
企画展の『藤田嗣治の心の旅路をたどる―
手紙と手しごとを手がかりに』は
藤田独自の乳白色の下地に描かれた
日本画の技法を油彩画に融合した作品から
親しい人へ送った手紙、
妻のために遺した作品などが
展示されていました。
ユーモアがあってとても筆まめで
優しい人なんだろうなと思いました。
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