見出し画像

アルカリカラー、酸性カラー、塩基性カラー アルカリ編

みなさんこんにちは。
今日は、高評価を頂いた記事を
もっと細かくアルカリカラーについて
解説していきたいと思います。

こちらの記事に、おおまかな内容は
記載させていただいておりますが
今回は、アルカリカラーをもっと詳しく
お伝えできればと思っております。

まずは、アルカリカラーってなんぞや。
って話。

簡単に言うと
髪の毛の内部を破壊して、黒髪の元となっているメラニンを脱色し黒から茶色にして
そこに、染料が結合することによって
髪の毛に色がつきます。

こんな感じです。
アルカリカラーで1番大事なのは
破壊すること。アルカリ力=破壊力
と考えてください。

ようするに、髪の毛が痛みます。
破壊していますので。

メリットは、髪の毛の内部に侵入していくので
色の結合が外に出にくく色持ちが良いというところと、色が豊富です。
酸性カラー、塩基性カラーもたくさん色はありますが桁違いですね。

では、細かく説明します。

1剤には、酸化染料とアルカリ剤が含まれています。
髪の毛に塗布すると、アルカリ剤がキューティクルを開く力を持っているので
髪の毛の内部に、1.2剤の混合液が侵入していきます。
そして、アルカリ剤によって2剤の過酸化水素が分解され酸素を発生させます。
酸素が発生することにより、メラニンの色素を脱色。
同時に、染料を発色させます。
※過酸化水素が作る酸素が大変重要。
オキシの量で、リフト力が変わるのは酸素を発生させる量が変わるからです。

発色した染料分子がくっつき合い大きくなります。そうすることにより、キューティクルから出れない状態になります。

これが、アルカリカラーの原理です。

よく考えられていますよね。笑
ちなみに、美容師さんやカラーをしたことある方はわかると思いますが、あのツンっとした
独特の臭いはアンモニアが外に出ています。
アンモニアが、カラー剤に含まれる悪い成分を外に飛ばしているんですね!
頭良すぎです。

お客様が嫌そうな顔をしたら
そう伝えてあげてください!
頭良いと思われますよ☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?