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呼び水

「呼水(よびみず)」とは、ポンプなどで水をくみ上げる際に最初に注ぐ水のことを指します。この作業は、水の流れを促進するために必要です。具体的には、ポンプの内部にある空気を排出し、真空状態を作り出すことで、水がスムーズに吸い上げられるようにします。この過程を「呼び水」と言います。

比喩的には、「呼び水」は何かを引き起こすきっかけや、物事が動き出すための初動として使われることもあります。

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さて、長い冬を越え、
凍結防止のために水抜きしていた
我が家の太陽熱温水器。

春になって凍結の恐れも無くなり、
再び太陽のエネルギーをいただき、
ありがたくお湯を頂戴しようと
風呂場の蛇口をひねる。

なぜだ、水が出ない。

屋根上のタンクには水が溜まっているのを確認した。

調べた所、
ホースの中にエアーが溜まっているせいで、
水が上手く通らないようだったので、
出口のところから水を逆流させて、ホースのエアー抜きを行う。

すると、熱々のお湯が勢いよく出てきた。

ホースの中を水で満たし真空にする事で、
水が滞りなく流れるようになる。

これも呼び水と呼べるであろう。




これは人生も同じだ。

何か実現したいことや達成したいことがあって、

なかなか上手くいかなかったのに、

何かのきっかけで一気に物事が回り始めたりする。


一滴の雫が、風に吹かれたりして
他の滴と合流を繰り返して大きくなり、
一筋の流れが出来ていくように。



何かを成すには、
きっかけを作っていく必要がある。

そのきっかけは、行動に他ならない。

頭でイメージする事も大事、
口で言葉にする事も大事だが、

そこに行動が伴っていなければ、

物事は成就しない。


どこまで行ってもこの世界を、
本当の意味で自分を生きるのは、
行動あるのみだ。



行動という雫が、
途端に大きな水の流れを呼び込む。


上手くいったのは、たまたまではない。
そこに着地するきっかけと過程が必ずある。
それは見えるものかもしれないし、
自分に見えているもの以外の部分かもしれない。


上手くいかないのは、たまたまではない。
そこに着地するきっかけと過程が必ずある。
それは見えるものかもしれないし、
自分に見えているもの以外の部分かもしれない。


あなたのその一雫は、必ず結果に繋がる。

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