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コーチング前に確認したい3つの問い(テーマ、アングル、モード)

この2月より、projectMINTの専属コーチになりました。

projectMINTとは

​「人生100年時代の先に、パーパスとともに生きる大人を増やす」という旗を掲げ、2020年に立ち上げられました。

projectMINTとは、
M(Meaning):自分が存在する意味
I(Ikigai):生きがいを知る
N(Network):共感する人と繋がり
T(Transform):変革への行動をする
大人の自己革新プロジェクトです。

projectMINTの自己革新コースのプログラムをみますと、

・U理論
・NVC
・Emotional Intelligence
・ポジティブ心理学
・デザイン思考
・システム思考

などなど、まるで「大人の学びの宝石箱やー」(彦摩呂風)です!

さーらーにー(ジャパネット高田風)、projectMINTでは、10週間のコーチングセッション(週1回×60分)も、もれなくついてます!

2~4月の10週間は年度締め、年度始まりの節目で、今でしょ!(林先生風)という、魅力たっぷりなprojectMINTです。


projectMINTのコーチとして

昨年末、先輩コーチの木村智浩さんより、お声がけいただきました。
コーチングって、ヤフーの1on1以来、あまりやっていないなー、自分でも大丈夫かしらと思いつつ、きっと何かのタイミングであるとお引き受け。

さて、私がコーチとして心掛けていること。各セッション開始前の冒頭で、セットアップ的にお尋ねしている、3つの問いがあります。

・扱いたいテーマ(what)
・投げ込んでほしいアングル(how)
・接してほしいモード(how)

「コーチングはクライアントのための時間である」とよく言われますが、本当にクライアントのよりよい時間になるようには、このセッションでは何のテーマをどうしていきたいか、本人に聞いてみないとと分からないはずです。

クライアントもコーチも、その時々のコンディションの波がありますし、同じテンションで、同じ投げかけでは、マンネリになったり、もう無理ーーってなったりがち。

そこで、この3つの問いを聴くことで、お互いにこのようなセッションをスタートするという、意識合わせ(プロトコル)ができるようになります。

扱いたいテーマ(what)

1つのテーマがでてきたら、いきなりセッション開始しません。
いくつかのテーマをピックアップし、その中からご自身で選んでいただくというスタンスです。実際にセッションで扱うテーマは、意外にも1つ目じゃなく、最後に挙げたものを扱いたいなーということは多いです。

「今日は、どんなテーマでお話をする時間にいたしましょうかー?」

「先週から今週にかけて、どんなテーマが頭の中を占めていましたか?」

「いくつかあるテーマの中で、いま扱ってみたいなーと直感的に思うものはどれでしょうか?」


投げ込んでほしいアングル(how)

テーマが定まっても、まだセッション開始しません。
そのテーマに対して、どういう角度の問いを投げ込んでほしいのか、どういう視点を持ち込みたいのか、庵野監督のいうアングルをさぐります。

「そのテーマで、深ーく掘っていきたい感じでしょうか?」

「そのテーマで、もっと視野を広げたい? ボール気味?」

「そのテーマを、ど直球ストレートで投げ込んでいきますか?」


接してほしいモード(how)

テーマ、アングルを設定できると、もうセッション開始したくなります。
もう一つ確認したいのが、コーチングの型(GROWモデル)なのか、ひたすら傾聴なのか、などコーチにどう接してほしい?というモードです。

「今の気分は、ゴリゴリ攻めていくのがいいでしょうか?」

「そのテーマ、そのアングルなら、とにかく聴いてほしいですかね?」

「とりあえず、思いつくままにしゃべっていきしょうか?」


また、私自身は途中経過やセッション終了時でも、同じ3つの問いを聴く場合があります。

「ここまでは、このように話をしてきました。この後は、このまま話していきたいです? アングルやモードを変えてみますか?
もしくは、ほかテーマで思い当たることはありますか?」

「今日のセッションでは、こういうテーマ、アングル、モードで話ししてきました。〇〇さんにとって、どんな時間でしたでしょうか?」

いかがでしたでしょうか。
このようにセッションの流れをメタ的にとらえて、コーチング前・中・後に確認できる3つの問いでした。コーチング関連のnoteもご参考まで。


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