受験必勝! ケアレスミスを激減させる、マインドフルネス術
大学入試センター試験は今週末に控え、中学高校受験シーズンがはじまり、学生本人はもちろん、先生、親、塾講師など、関係者一同、ここからが勝負であります。
受験シーズン中、ずーっと不安や心配が友だちです。試験当日なんて、不安や心配が大きくなりすぎちゃって、自分はいずこへ?状態のはず。
全受験関係者向けに、全力でエールを送ります。
マインドフルネス原体験は試験当日
遠い昔、私が究極に集中したゾーン状態で、ピークパフォーマンスを出せたのは、高校受験、大学受験ともに試験当日でした。
今でも思い出されるのは、若干寒い試験会場で、裏返しに問題用紙と回答用紙が前から配られ、手をひざの上に置いた状態で、数分間待つあの時間。
人によっては、緊張しすぎたり、そわそわしすぎたりで、なんとも耐え難い時間です。今だからネタ話ですが、センター試験で初日の1発目で、試験会場で吐いちゃった人がいて、それは大事件でした。吐いちゃった人は泣いているし、教室にはにおいが漂っているし、集中できる状況ではありません。
しかし、私は、びくとも動揺や緊張もせず、ただリラックスしすぎることもなく、試験開始までの余韻を味わっていたように思います。
そう、おそらくマインドフルネスやってたんです。
もちろん、マインドフルネスの言葉も、呼吸に注意を向けるといいとも知らずに、身体と心を整えて受験するという心構えはあったのかもしれません。
ここ大事、試験に出る! 3つのポイント
マインドフルネス的な受験の神様がいるのだったら、この3つを教えてくれるのだと思います。
1、受験生は誰もが不安や心配するのは当たり前です、不安や心配することはダメじゃない(no judgement)、自分だけが不安や心配しているわけじゃない。
2、朝起きてから夜寝るまで、英語の単語帳と過去問を抱え、唸りながら、一生懸命がんばってきました。がんばってきた自分にオールOKを出せばいい(I'm OK)。
3、試験当日に、今までのすべてを発揮できれば、合格できます。
もしかすると発揮できないかもしれないという不安がよぎれば、よぎっただけで、わきに置いておけばいい。心ここにあらずに気づき、心ここに戻せば、集中できます(focus attention)。
おまけ、問題・回答用紙が配れた時こそ、Let's mindfulness time。
ケアレスミス激減し、見事合格!
結局、試験は満点を取らずとも、合格者の足切りライン以上の点数を取れば、合格します。いかに無駄な時間をかけずに、じっくり考えるべき問題に時間を確保できるか、時間配分にかかってきます。
時間配分がうまくないできないと、焦りが生まれ、ふだんなら余裕で正解できる問題でも、ありえないケアレスミスが発生し、取れるはずの点数が取れずに悔しい思いだけが残る。これが一番つらいです。
いかにケアレスミスによる不正解をなくすか、つまり、いかに焦らないか。しかし、試験会場には魔物がいます。焦ってしまうこともあります。むしろ、焦ってもいい。ただ焦りに振り回されなくていい。これだけです。
試験当日朝、試験会場に向かう最中、試験問題を配布された時、問題で行き詰った時、トイレに行きたくなってしまった時、自分は焦っている状態であることに気づき、「ふーっと一呼吸だけ」でも、心ここに戻せば、戻れます。
そうすれば、必ずや、明るい未来が迎えてくれるでしょう。
全力でがんばってください!
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