バトル of バトル
トライアスロンスイムは、海(湖)で泳ぐので、スタート直後は混雑して泳ぎにくく、バトルに巻き込まれることがあります。
泳いでいる身体の上にのられたり、腕があたったり、キックに足に蹴られたり、脚をつかまれたり。
ケガのリスクもあるし、体力も消耗します。
12月25日(土)
7:15~8:30 トライアスロンスイムの練習会。コーチはプロトライアスリートの山下選手。
バトル of バトル が本日のテーマです。
アップは、ふたり1組で、人間ビート板になったり、人間プルになったりのどちらも負荷がかかります。山下コーチは、遊び、と言ってましたがきつかったです。
プールのコースロープを外して、みんな一斉にスタートします。トライアスロンレースをイメージして25m単位でダッシュ!ダッシュ!
55' サークルで 25×21
横に並ぶとストレスにもなります。
泳ぎやすいポジションを取り合うバトル。
相手の力を利用して、楽に泳げるように、相手とぶつからないように、水中に潜ることも必要です。潜るのも難しい。息が続かなくすぐ浮かび上がってきちゃったり、潜るタイミングをまちがえるとぶつかってしまいます。
人と泳ぐこと。波に対応すること。つながること。ぶつからないように周囲や前に気を配ること。これはスイムだけじゃない。
生きかたのようなことにも通じるような気がして。
SNSでは人とつながることがおもしろい。だけど、それが広がりすぎると収拾がつかなくなってきたり、危険なこともある。知らないうちに相手を傷つけちゃったり、傷ついたり。言葉のとりようで方向性が違ってきちゃう。
ひとりで泳いでいると迷子になり不安になる。つながることのストレスや危険性、バトル(殴られる、つぶされる、ぶつかる)をわかったうえで、流れにのり泳いでいきたい。
相手を考えること。
前を見て進んでいきたいなと思いました。
トライアスロンは色々なことを教えてくれます。
山下コーチ、一緒に泳いでくださった方々、ありがとうございました。