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呉服店でなるべく得する方法

nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

着装は断る

私はそもそもきものを誂えたいとは思っていないので、どんなに勧められても着装は絶対に断ります。
着装とは、ぐるぐる巻いてある状態の生地(反物)をきものの形に着付けることです。

靴を脱いで畳に上がって、いろいろな紐で生地をくくりつけられたら逃げにくいです。
その状態で、帯はこれがいい、小物は…とエスカレートしていったら怖くないですか?

本当に買いたいと思うものだけ、顔映りを見るために合わせてもらえばよいのです。
で、私の場合、そうそう買いたいと思えるものが、主に価格面で呉服店にはないため着装しないことになります。

家にあるきものをちゃんと着てあげないといけないし、リサイクルきもの店や骨董市で探す方がわくわくするんですよね。

ちなみに、きものを着て呉服店に行くといったんきものを脱がなければならず、着装しにくいので、無理強いされにくい気がします。(今日のできごと)

しかも私は和洋ミックスの着付けをしているので変なヤツと思われ始めたきらいがあります。しめしめ。

でも目の保養はさせていただきたいので、展示品はしっかり見てきました。

お直しの相談はアリかも

呉服店でも、寸法を直したい、染み抜きをしたい、仕立て替えをしたい、などのお直しの相談はアリかもしれません。

私もお直しをきっかけにして久しぶりに呉服店に出入りするようになりました。
相談に対する回答は納得のいくもので、金額も許容範囲だったのでお願いをしたのです。

でも、正直悉皆屋さんに直接お願いした方がお安いとは思います。
悉皆屋というのは、上記のようなきもののメインテナンス屋さんです。

私も悉皆屋さんを探してみるつもりでいます。数ヵ月様子をみていましたが、呉服店に出入りするメリットは、私にはやはりなさそうなので。

お直しのお礼にお菓子をもらった

お土産代なんてかけずに、きもの自体の値段を安くしてもらった方がよいのですが、呉服店とか宝石店とかこういう商売の仕方をしますよね。

まあ、お直しでお金を使ったのでもらえるものはもらっておきました。

おでかけ会

観劇とか食事とか、きものを着て来てくださいという会が催されるのも呉服店の特徴です。
返報性の法則を利用して、ご馳走してもらったから何か買わなきゃという気にさせるのですよね。

私は今年に入ってからほぼ毎週のようにきもので出かけているので、別にいいかなと。

知らない人と気を使ってお出かけするより、気の合う人と自分のお金を使ってお出かけするほうが私にはあっているみたいです。

きものに詳しくて気の強い人と一緒に行くこと

という訳で私なんていかがでしょうか?

冗談はさておき、着装されて、取り囲まれてローンを組まされてきものが嫌いになる、ってよく聞く話なのです。

今や呉服店でなくてもきものは手に入れられる時代。きものを嫌いになってほしくないと強く思います。
着てみたいな、と思ったら口に出してみてください。きもの沼に引き摺り込もうとする人は、案外身近にいるかもしれません。

呉服店へはぜひそういう人と一緒に向かってくださいね!

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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