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【他人の話は3割しか聞いていない】講師は話さない仕組みづくり

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

昨日の研修で講師の方が「人は他人の話なんて聞いていない。7割は自分のことを考えている」と言っていたのが印象に残ったので、そのことについて書いてみたいと思います。

人が3割しか話を聞いていないなら

研修でトレーナーが話をすることなんて、ほとんど無駄だなあと思いました。
でも確かにそうなんです。滔々と話しても何も伝わっていないのを感じます。

いかに受講者がアクションする研修デザインに変えていくかが、今後のポイントになるのでしょう。

例えば、テキストを読んで、受講者自身がペアの相手に教える。
なぜ、図を見てなぜそうなっているのかを考えて説明する。
自分で調べ、調べたことをまとめる。などなど。

すぐにフィードバックしない

今日、別件のレクチャーを受けて使いたいと思ったのは「すぐにフィードバックしない」というテクニックです。

たとえばロールプレイのフィードバックの際、よかった箇所、改善すべき箇所は伝えるけれど、具体的な内容はすぐに伝えないのだそうです。

よかった箇所のどこがよかったのか、改善すべき箇所のどこを改善すべきなのかを一回自分で考えてもらってから、フィードバックをすると自分を客観的にみる訓練につながるとのことでした。

克服すべきは

トレーナーは基本、話したくて仕方ないという点を克服すべきなのではないかと思います。
喋り過ぎて脱線して、予定時間を超過してしまう、なんてことが私たちのグループ内でもちょくちょく発生しています。

自分は喋りが得意と思っているトレーナーほど、その罠に陥ってしまっている気がするのです。

私は、これから研修で必要とされるのはデザイナーとメンターだと考えていますので、自分が喋るということから意識を切り替えられる人が多くなるとよいなあと思います。

今はまだ

学習プログラムが確立していなくて、デジタルツールを使っているのに、トレーナーがつききりだったりして、受講者・トレーナー双方にとって時間が有効活用されているとは言い切れない状況です。

自己学習(自己ワーク含む)、グループワーク、シェアとトレーナーからの補足。
基本的な構成をこのようにして、トレーナーの拘束時間を少なくし、メンター業務に割く時間を増やせるようにするのが、学習効率を上げるための最善策ではないかと思います。

試行錯誤が続きますが、来月はどこを変えようか、と考えるのは楽しいです。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。


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