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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル5月号感想⑦女性の多様なライフ&キャリアに寄り添いサポートできるFPに

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル5月号についての感想続きです。

特別企画の活躍する女性FP座談会「女性の多様なライフ&キャリアに寄り添いサポートできるFPに」の感想です。

女性の生き方はバリエーション豊富

記事は3名のFPの座談会となっていますが、彼女たちがどのような仕事をしているかよりも、女性のライフ&キャリアの方に関心を抱きました。

1.年収の壁

配偶者控除等の「働き方を抑える」ことにつながる制度には、つねづね課題を感じています。
確かに一時的に手取り収入が減るため、躊躇する気持ちはわかりますが、老後の年金等を考えてできる限り働いた方がいい、という私の意見は変わらないでしょう。

とは言っても実際に家計を管理している立場で考えると、月いくらかでも手取りが減ることを選択するのは難しいのです。
それは私自身自転車操業していた時期があるのでよくわかります。

特に日本人は変化を恐れる人が多く自分では決断できないので、制度が変わってしまうのが結局は一番早い受け入れにつながる気がします。
決まったことに楯突かないですしね。

専業主婦モデルは本当に実態に合わなくなって久しいので、早く改善してほしいです!

2.キャリアの中断

女性の就業率が20代後半から30代前半に低下する「M字カーブ」は解消してきたものの、女性の正規雇用比率が20代後半をピークに低下する「L字カーブ」が取り上げられるようになってきました。

見方によると一時的な専業主婦になることも許されず、非正規で働かなければならないような厳しい状況なのだと言えるかもしれません。

私も出産のために正社員を辞めてから、次に正社員になるまで約20年かかりました。正社員になれたのは、タイミングという運要素があったのも否めません。

一度正社員でなくなると、復活は難しいのがよくわかります。
なるべく辞めないように、とアドバイスするのは簡単ですが、どうすれば辞めずにすむのか、もっと真剣に考えたいと思います。

多様な女性の生き方

女性は選択肢が多いと言われてきましたが、分岐は多いものの自分が決めたルートではないのに選択を強いられる場面も少なくないように思われます。

また、私から見ると男性ルートの選択肢の少なさの方が気になります。
いずれにしても、広い視野で考えていきたいと思っています。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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