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【教えが学習を強化する】関心がある情報は集まる

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

昨日の研修のなかで、発声方法について少しお話をしたところ、案外関心が高いようでした。

私の発声に関する知識と経験

私の場合、呼吸法は演劇で習い、その後ヨガやピラティスでも教わりました。

筋肉や骨格については、モダンダンス、バレエ、ヨガ、ピラティスという感じでしょうか。ずっと通っている整体の先生から教えていただくことも多いです。

動きに関してはモダンダンス、バレエ、ヨガ、ピラティスに加え、殺陣、野口体操、仕舞などの経験も役立っています。

声そのものについては、演劇と仕舞、およびテレコミュニケーターの仕事で培った知識と経験があります。

これらは、ほとんどが自分が好きで経験し、蓄積していったものです。
私は理論として学ぶのも好きなので、自分の中で繋がっていったものが自然と整理された感覚です。

アウトプットとして、自然に出てくることに驚く

昨日の研修中「お腹で声を出すということがよくわからないのだけれど」という質問がありました。

対面研修であればここ、と指し示すことができるのですが、リモートでどう説明するのか。
でもほとんど躊躇なく「横たわって呼吸して腹式呼吸を感じてみてから、吐くタイミングで声を出してみて」と伝えることができました。

まったく準備していなかったなかで出てきたものだったので、我ながらびっくりしました。

また、受講者とやり取りをしているなかで滑舌がよくない人がいるようだと感じ、劇団四季式の母音発声練習を紹介しました。

こちらは実は本で読んだ知識で、直接自分が教わったことがある訳ではありませんでした。
なのに伝えるべきこととして、自然に降りてきました。

経験は説得になる

「教え」だけであれば、台本さえあれば誰にでもできるだろうけれど、さまざまな角度から打ち込まれる質問に咄嗟に対応するには、経験がある方が答えやすいし、経験があることが説得力を持たせるのだとわかりました。

教えが学習を強化する

今回、初めてこのテーマで話してみて、ますます自分の学習として身についたように感じます。

正直、経験がないこと(母音発声練習)も、私が言ったからこそ説得力が増したのではないかと思います。(自惚れ過ぎ?)

昨日の研修をアテンドしてくださった同僚から、「やっぱり経験者から話してもらうといいね」と言ってもらいましたから…

35年も社会人をやっていると、何かしら人に教えることはできるし、教えるとそれが学びになる、という良い経験をさせていただきました。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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