見出し画像

ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル5月号感想③変わる・変えていく介護の未来

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル5月号についての感想続きです。

今号の特集は「2025年問題を前に 変わる・変えていく介護の未来」です。
Part1の「2025年問題を前に『介護』に今、起こっていること」について感想の続きを書いていきます。

②介護制度、高齢者をめぐる社会保障制度の動き

2024年4月施行介護保険制度改正のポイント

第1号被保険者の保険料は標準9段階から13段階へ

世帯全体市町村民税が非課税の被保険者の保険料は下がり、合計所得金額420万円以上の被保険者の保険料は上がることになります。

介護事業所の情報公開等

経営状態をはじめ、さまざまな情報が公表されるようになりました。
1人当たりの賃金公表は任意ですが、自信があるところは公表するであろうことを気に留めていただくとよいかもしれません。

2024年度改定で見送りされたが、注目すべき点

多床室の室料負担

2025年8月より、現在介護保険の給付対象として基本サービス費に含まれている、介護保険施設や介護医療院の多床室の室料は全額自己負担となるよ予定です。

2割自己負担の対象拡大

2027年度の前までに2割負担の範囲を広げる内容が検討されています。

ケアプランの有料化

ケアプラン作成料はその全額が介護保険料から事業者に負担されており、利用者負担はありません。
今回は見送りとなりましたが、今後実施の可能性があります。

高齢者をめぐる社会保障制度の改正

後期高齢者医療保険制度の保険料

後期高齢者が負担する保険料が引き上げになりました。
今後2年間で保険料が引き上げられるのは、比較的収入が多い年収200万円以上の見通しです。

今後も自己負担が増加することを想定するのが大事と言えます。

明日に続きます。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

よろしければサポートをお願いいたします!いただいたサポートは書籍の購入費として使わせていただきます。