【変わりたくない②】対面研修ってそんなにいい？
nicoと申します。
よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。
リモート研修のノウハウも蓄積されてきて、これからさらに工夫のしどきと思うのです。
しかし、依頼元は「リモート研修は効果が低い」「集まっていないから離職率がアップした」「対面研修でないとチーム感が醸成されない」などと言ってきます。
対面研修って、本当にそんなにいいですか？
反論1.リモートに切り替える前と比べて、業績は下がっていない
「効果が低い」と言われますが、今回データ検証したところ、当社の場合、研修対象者の業績はむしろ上昇傾向にありました。
「効果が低い」は、完全に感覚で言っているだけのなんの根拠もない暴言です。
しかも、言ってくる当人はリモート研修をほとんど受講したことがないのです！
自分の経験だけを物差しに考える人にとっては、今のリモートワーク、リモート研修は対面の紛い物に思えるのでしょう。
反論2.在籍率も下がっていなかった
こちらもデータを検証しましたが、有意な差は認められませんでした。
確かに離職する人が多いのかもしれませんが、最近増えた訳ではなく、以前から多かったのですよ…
反論3.それは研修の効果として求めるものとは違うのでは？
相手も企業人ですから、定量的データを出されると反論は困難です。そこで次は定性的に訴えてきます。
チームビルディング、大変結構ですね、ぜひ醸成してください。でもそれは研修の効果効率とは関係がないのです。
確かにまだ成果は上がっていないけれど
リモート研修となってから劇的に業績がアップしたなら、きっとこんなふうに元に戻ろうとする力は働かないのだと思います。
しかし、慣れないアプリや環境、確立していない方法論のなかで、業績が下がらなかっただけでもすごいことだと私は思うのですが自己評価高すぎでしょうか。
いえ、少なくとも会場費や交通費などの費用削減という面でのリモート効果は明らかなのです。
コストパフォーマンスとして考えれば、むしろよい結果だったと思います。
依頼元の皆さまにおかれましては、どうか何もかも対面研修に戻そうなどと言い出さないでいただきたいと、強くお願いしたい次第です。
これからさらに工夫を重ね、研修デザインと役割を改善していくことで研修の効果をあげることができるはずなのです。
でも、対面研修に戻ってしまっては改善を十分に行える時間も機会もなくなってしまうでしょう。
もう少しだけ時間をください。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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