あなたたちが漕ぎ出す世界は
nicoと申します。
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試験勉強の状況が心配になって
昨日の続きです。
新卒の方たちの試験勉強状況が心配になり、急遽アンケートを実施することにしました。
学習時間や過去問の点数などを質問したのですが、ちょっと昨年までの入社者と感触が違う気がしています。
入社早々から満点を目指すように伝えているのに、直近の過去問が満点の人は14%でした。これまでなら8割は過去問満点を取っていたと思うのですが。
おかしいと思ったらやらない強さなのかも
「まだ学生気分」と考えてしまいそうになりましたが、そんな言葉で目を瞑ってしまってはいけません。
彼ら彼女らは、なぜ満点を目指さなければならないのか、本当にわからないのでしょう。
合格点ぎりぎりの方がタイパがよいと考えているのかもしれません。
伝わる言葉、表現ができなかったことを反省しなければなりませんね。
また、私だったら、入社早々にやるように言われたことをやらない勇気はなかったでしょう。
そういう意味では「強い」なぁと感心しました。
ただし、社会人世界の標準は
満点を目指すことをよしとする考えの人が、まだまだ多いこと、あなたたちがどんなに「それはおかしい」と言っても、世界は当分そのように動いていくことは知っておいてもらいたいのです。
だからあなたたちが合わせるべき、と言いたい訳ではありません。
でも、あなたたちが消耗しないように、ぶつからず上手くやることを考えてほしいです。
そして戦い続けてほしい
実のところ、昨日まではどうすれば勉強してもらえるかとしか考えていませんでした。
でも、信念を持ってのことであれば、貫いてさらにこれからも戦い続けてほしいなと思います。
私はアンコンシャス・バイアスを減らしたくて、「普通」ではない選択をいろいろしてきました。
やっていることは違っても、図式は全く同じではないかと気づいたのです。
だからただ責めるのは違うと思うのです。
できれば、この先もずっと自分にとっての理不尽と戦い続けてもらいたいなと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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