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ムーミンの日

今日8月9日は
トーベ・ヤンソンの誕生日

ムーミンのカレンダーに
ムーミンの日
トーベ・ヤンソンの誕生日

と、記されている

ムーミンと言えば、
私は、結構大人になるまで
ムーミン一家は、
カバ🦛だと思っていました

でも、ムーミンは妖精、妖怪
、想像上の生き物の部類だ
という事を知り
ぇえーーー!衝撃なんですけど

ムーミン谷の住民も
全部、スナフキンもミーも
ミムラ姉さんも
人間に見えるけど
人間じゃない生き物の部類

当時は、マジか!
とも思ったけど、作者
トーベ・ヤンソンが世間に
多く知られる様になり、
ムーミン谷の仲間達が
全部想像上の生き物である事が
だいぶ定着している

私が幼少期TVでよく観ていた
ムーミン
岸田京子の吹き替えが
ムーミンの声であった事も
衝撃的でしたが…

あのアニメを今の時代に、
ムーミンをTVでやるには
かなり、
時代が変化してしまったので、
違和感しかないでしょうね

岸田京子さんも
亡くなったますし……

スナフキンみたいな生き方を
したいなぁー
なんて思っていた小学高学年
時代、それは今残念な事に
叶っていない

さすらいの旅人スナフキン
ギター1本で、何処へでも…
そして、たまにムーミン谷に
帰ってくる

なんて、素敵な生き方!

多くの仲間たちと戯れる事なく
でも、ムーミン谷を見守る
そして、ムーミンに語りかける
ギターを弾いて貰うと
何か心に響く……

そして、また旅立つ


トーベ・ヤンソン
仕事、愛、ムーミン 
ボエル・ウェスティン(著)

ムーミンの作者として
知られる
トーベ・ヤンソンの評伝決定版。
トーベが遺した日記、
手紙、メモなどを、
生前に親交のあった研究者
ボエル・ウェスティンが
丹念に読み解き、
ムーミンの物語、一般小説、
絵画との関係にも言及しながら、
その人物像に迫ってゆく。
フィンランドの大自然と
激動の時代背景のなかで、
仕事と愛を胸に、
何よりも自分に正直に
生きることを貫いたトーベ。
86年間の人生は、
突き進む激しさと、
止むことのない好奇心と、
小さきものたちを慈しむ
愛情にあふれていた。

トーベ・ヤンソン
仕事、愛、ムーミン 
ボエル・ウェスティン(著)
Amazonより

こう言うの好きですねぇ
仕事をどうやっていたのか?
どうやってムーミンが
生まれたのか?
私たちの知り得ない
トーベ・ヤンソンの気持ち
なんかも読めるなら、
それは、とても貴重な事だと
思います


トーベ・ヤンソン
人生、芸術、言葉 
ボエル・ヴェスティン (著)

大切なことは、いつも同じ。
仕事、愛、そして遊び──


「私たちのトーベは、
きっと偉大な芸術家になると
思うんだ。
とてつもなく偉大な! 」

フィンランドで内戦が
勃発していた頃、
若き兵士
ヴィクトル・ヤンソンは、
前線から愛する妻シグネに
宛てた手紙にこう記した。

父ヴィクトルの言葉どおり、
トーベ・ヤンソンは
やがて画家、
イラストレーター、漫画家、
小説家、
そして「ムーミン」
を生み出した偉大な
芸術家として世界中にその名
を知られることになっていく。

10代でイラストレーター、画家
としてアーティストの
キャリアをスタートさせた
トーベは、戦禍の中で
青春時代を過ごしている。 
最初はスノークという名だった
ムーミンは、
そんな状況下で
理不尽に対する怒りや
自由への希望、表現への夢など、
さまざまな想いの中から
生まれてきた生きものだった。

「ムーミン」が世界的な人気
を獲得したのち、
トーベは「ムーミン」と
その他の芸術活動のバランスに
悩まされるようになる。
義務や責任、
人々の期待と自身の
想いとのあいだの駆け引きは、
次第に苦痛を伴うようになり、
その割り切れない気持ちは、
生涯トーベを悩ますことになった。

「仕事と愛」はトーベの人生
を表す最も重要な言葉だった。
トーベは人生の始まりから
終わりまで働き続けた。
そして、最初に描いた絵から
最後の本まで、
トーベは生涯にわたって
新しい芸術表現を追求したのだ。

トーベ・ヤンソン本人から 
私的な記録を自由に
閲覧することを許された
唯一の研究者である著者が、
その膨大な資料
(家族や友人への手紙をはじめ、
覚書、草稿、物語、
プレゼンテーション用の資料、 
分類表、キャラクター設定、
スケッチ、ドローイング、
さまざまなプロジェクトの
計画、写真、日記、切り抜き、
記事、パンフレット、カタログ
など)を丹念に読み解き、
トーベ・ヤンソンの
豊かでダイナミックな人生
を色鮮やかに描く。

家族や自然を愛し、
自由を求め続けた芸術家
トーベ・ヤンソンの生き様に
迫った評伝の決定版。


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私は、トーベ・ヤンソン
本人から、
自身が何年にもわたって
書き記してきた私的な全記録を
、自由に閲覧してよいと
初めて許された研究者である。
記録の中には子どもの頃に
書いた物語、スケッチ、日記、
1990年代終わりの晩年に
書き留めたものなどがある。
何百ものバインダー、
ファイル、箱や棚には
膨大な紙の束があった。
覚書、草稿、物語、
プレゼンテーション用の資料、
分類表、キャラクター設定、
スケッチ、ドローイング、
さまざまなプロジェクトの計画
、写真、日記、切り抜き、
記事、ありとあらゆる手紙、
パンフレット、カタログなどなど。
自分と作品について、
膨大な回想録
を仕上げた作家
・芸術家像が見てとれる。
(中略)
伝記では、
作品と人生のあいだを、
さまざまな素材を
どう組み合わせ、
どういう流れにしようか、
まずそのあたりを見極めねば
ならない。
素材というのは
トーベ・ヤンソンの場合は
言葉と絵画。
トーベ・ヤンソンという
名前を聞いた時に私たちが
思い浮かべるムーミン、物語、
膨大な量の絵画などの作品を
通して、トーベの
豊かでダイナミックな
生き様を見ていただきたいと思う。
私にとって
トーベ・ヤンソン
の言葉や絵は、
まるで尽きることのない宝箱だ。
いつまでも彼女の人生に触れ、
宝箱の中身を
探索していたいとも思う。
けれども本書を書き上げるには、
宝箱の蓋を閉じる時
を迎えなくてはならないのだ。

――本書
「1章 私は働く」より抜粋

トーベ・ヤンソン
人生、芸術、言葉 
ボエル・ヴェスティン (著)
Amazonより

やはり、彼女は、
心から仕事を楽しんでいた
様に思える…
最後の最後まで人生を全う
したんじゃないか?
と想像してしまいますw


……………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より

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