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タイムスリップしたみたい


世界はひとつ。
熱い思いを胸に、
空を駆けた
アメリカ人
女性パイロットがいた

新聞記者の翔子は、
資料室で1939年に
世界初の世界一周を
成し遂げた「ニッポン号」
の写真を見つけた。
翔子はプロジェクトに
カメラマンとして
参加していた男を追って、
カンザスへと飛ぶが……。

翼をください 原田マハ(著)

翼をください
原田マハ(著)

戦前単独飛行機でエイミーが、
女性蔑視されながらも
必死に、飛び続ける姿
映像が目に浮かぶ
「空はひとつ」
そして
「世界はひとつ」
カッコイイ 

どう思われようが
自分を突き進むあたり………
カッコイイ

まだ、
上巻しか読んでいないけど
2時間かからないくらいで
サクサク読めます


「画家から何か
受け取るつもりで、
絵に向き合ってみたらいいよ」

主人公の高遠冴の部屋に
子どものころから
飾られていた
ゴーギャンとゴッホの複製画。
同じ時期に画家として人生を
全うした2人について
母が語った時に出た言葉は
冴の人生の道しるべ
のひとつとなった。

幼いころ、
毎夜ゴーギャンとゴッホ
の絵を眺めながら
眠りに落ちていた冴は、
パリ大学で美術史の
修士号を取得したのち、
オークション会社の
キャビネ・ド・キュリオジテ
に就職する。

しかし、
小さなオークション会社に
持ち込まれるのは誰かの
クローゼットの中に
眠っていたような
ささやかな“お宝”ばかり。
冴は同僚たちとともにいつか
高額の絵画取引に
携わりたいと思っているが、
なかなかそれは叶わない。

そんな冴たちのもとに
持ち込まれたのは
錆びついたリボルバー。
鉄くずにしか見えない
リボルバーだが、
持ち込んだ女性はこう言う。

「あのリボルバーは、
フィンセント・ファン・ゴッホ
を撃ち抜いたものです」

『リボルバー』
原田マハ(著

『リボルバー』
原田マハ(著)

ゴッホは、
自殺したんだっけ?
殺されたんだっけ?

ゴーギャンに
自分の絵を批評され
ゴッホは自分の耳を
切ってしまう

19世紀のパリを
舞台とした大河ドラマ
とも言える本作。

「翼をください」も大河
どちらも、時代が読み解かれて
いく爽快さがイイです

……………………
自己紹介
ノートがスキ❤️になってきた。より

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