いい塩梅とは、究極
10月が普通列車だとすると、11月は快速急行と言ったところだろうか。
あまりにも凄まじいペースで毎日が過ぎていく。
気づけばもうあと数日で終わってしまうのだ。
わたしの中で30日しかない月の1日の重みは、相当なパワーを持っている。
特に激変することもなく、マイペースに仕事して早く帰ってのんびりする日もあれば、誰かと呑んで大笑いしたり、はたまた脳がカラカラになるくらい考えすぎて煮詰まって1人で呑んで帰ったり、、気ままに日々を過ごしている。
ただ、気楽にやっているつもりでも、どうやら何かに焦っていることがあるようだ。
ここ数年の仕事は常に少し遠い未来を見据えることが多い。そしてそのまま進むのではなく、現実に帰ってこなくてはならない。要は、時間軸を行き来してときどき自分が今いる位置を見失ってオロオロするのだ。
「あれ?わたし今何月にいる?」
今月は、えらく先まで生き急いでしまったり、そうかと思えば1カ月前にタイムリープしたり、”ちょうどいい“がわたしには遠かった。
慌てる必要がないのに、パパッと打ったメールで「お疲れさまです」を連打するというおっちょこちょいも発動した。
上司たちが冗談混じりに心配し、「生き急ぐな」と笑いに変えてくれて助かった。
自分の中でちょっと一生懸命なときって、相当ゾーンに入ってしまいがち。不器用だから、そういうところをスマートにはこなせない。
12月はもう少し落ち着いて、準急くらいのペースを保ちたい。今正直、見えない何かに焦る感覚を自分の中で持っているのは自覚している。その魔物の存在の大小は計り知れないが、迎え撃つも自分、見過ごすのも自分。
さあ、我に力を〜!
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