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北京留学7日目~言ったら良いだけ

北京体育大学


Sちゃんのさらなるより良い卓球の練習場所を求め、午前中は北京体育大学に潜入した。外部の人間なので、体育館を管理しているおじさんに冷たくあしらわれたり、道が全然わからなかったりしたけれどSちゃんはなんとか卓球の練習場所を見つけることができた。
北京大学は、道が舗装されていなかったり寮の前は原付バイクと自転車で埋まっていたりあまり綺麗じゃなかった。人民大学は道路が舗装されていたり、噴水があったり綺麗だけどやっぱり原付と自転車で道路の治安は悪い。けれど北京体育大学は洗練された感じで、道路の治安も良くて、人も多すぎず、石畳の広めの道があったりして綺麗だった。しかも建物の一階が卓球場とトレーニングルーム、二階にテニスコートとか、サッカー場とか、ガチの体育大学って雰囲気だった。しかも歩いている男性がマッチョか背が高いか、バッグにテニスラケットが刺さってるかのどれか、という感じ。さすが体育大学、私の親友のマッチョ好きを連れてきたら喜びそうだなと思った。

クラス分けテスト


午後は2時から3時まで中国語のクラス分けテストがあったので指定された場所に行った。けれどそもそも教室がわからないし、迷って見つけた一枚のポスターにどこに行けば良いか書いてあるだけで、不親切だなと思った。しかも2時になって問題用紙が配られるけれど、けっこう適当でテストの最中に先生の中国語での指示を日本語で友達に伝えても怒られなかったし、隣の机の人は前の人となんか英語でしゃべっているし、Sちゃん曰く隣の人は机の下で携帯をいじっていたらしい。ほえ~~こんな感じっすか。

自分で言わなきゃどうにもならん


筆記の後はスピーキングテストで、筆記を終わらせた人から違う教室に移ったけどそこで順番に並ばされることもなく、名前を確認されることもなく、ただ座っているだけ。あまりに呼ばれないので暇すぎて中国で買ったゲームをしていたけどそれも飽きた。
係の人は多分誰がいつ来たかなんて考えていないみたいで、「じゃあ次の人」と言うだけ。次の人って誰?状態で、私よりも後から教室に入ってきた人がささっと抜けていく。次の人って、「自分が次の人だ」って思わないといつまでもスピーキングテストを受けられないのでは?
早く筆記が終わったのにスピーキングテストが終わらないのが嫌だったし、テストの後もやりたいことがあったので自分から「次は私にしてください」と係の人に伝えると「わかったー、じゃあここに並んでね」と言われた。なんだ、言ったら良いだけじゃん。係の人は順番とか3時にテストは全て終了する予定だったとか知らないだろうし、でも自分で言ったらやりたいようにできたし、言って良かった。こういうのは自分で言わなきゃどうにもならんのね。

自己主張は大事。

ちょろい女子大生の川添理来です。