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私にとって「書くこと」とは

週に1回はnoteを投稿するようになって46週目を迎えた。

日々の心の揺らぎ、価値観の動き、人間関係の変化。
私を取り囲む様々な事象を言葉にすることを続けた今、自分にとって「書くこと」とは一体何なのか考えている。

ときには優しく言葉を紡ぎ、あるときは暴力的に言葉を吐き出す。

書いては消し、消しては書いてを繰り返し、頭の中で文章を読み上げて、私がつくる文章がなめらかになるように考える。角がなくなって撫でるのに丁度よくなるまで考える。

書くことは、私にとって大事な行為だ。

私がつくる文章は、私よりも私らしい。

この記事が161本目のnoteになる。
読み返せば私のこれまでがいろんな言葉といろんな色で蘇る。
全ての言葉が愛おしくて、この言葉たちに埋もれて眠りにつきたいと思う。

書くことは、私にとって息をするより大事な行為だ。

書くことで、私は自分を保っている。

書けなきゃ意味がないとさえ思う。

でもどんなに「書くこと」とは何かを考えても、それを的確に表せる言葉が思いつかない。

こんなにも私の真ん中にこの行為は根を張っているのに、それについて考えようとすると抽象的な言葉でしか表せなくなる。

美しくて、もろくて、崇高で、曖昧で、強くて、危なげで。そんな文章を書けるようになりたいと思う。

誰かの心に刺さって抜けなくなるような文を書きたいと思う。

私の書く文章で人の感情を動かせるくらい上手くなりたいと思う。

「ああもうこれ以上の文はこの先書けないな」と思う日はいつだろうか。

もういいや、と書くことに満足する日は来るのだろうか。

私が死ぬ瞬間まで、私は悔いがなくなるほど文章を書き残せるだろうか。

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ちょろい女子大生の川添理来です。