サラリーマンで副業できない人もできること
皆さんは4つの所得ポケットという話をご存知ですか?
これは日本の税制において、皆さんが使える4種類の所得があることを意味しています。そう言われてもピンとこないですよね?
1つ目は、給与所得です。皆さんが会社勤めであれば、お給料にかかる所得税です。給与から天引き(源泉徴収)されていますし、過不足についても会社で年末調整もしてくれているので、詳しく知らない方も多いかもしれません。
2つ目は、譲渡所得です。株の売却益にかかる税金の税率は20%です。譲渡所得は税金が一律で安いので、株で稼げるとお得です。
3つ目は、不動産所得です。アパート経営で収入がある場合です。税率は累進課税ですが、損益通算(マイナスを作れる)ができます。
4つ目は、事業所得なのですが、これは副業がOKの方のみが使えます。
さて、ここからが大切なポイントです。
副業禁止という会社も株や不動産を持つこと、つまり資産を持つことは許されます。
自分で株式会社を作る(自分が株主になる、他の人が役員)
この場合は会社で損益を計算し税引き後の利益余剰金は株主のものです。株式会社を登記するには30万円ほどかかります。
ピッチデッキの書き方を参考にアイデアを書いてみてください。
配偶者を個人事業主とする
配偶者がいる方は、配偶者を個人事業主とする。その事業をボランティア(無給)で手伝う。
その場合は、所得税の青色申告承認申請書を以下のように記入して税務署に提出してください。
これで事業にかかった経費を確定申告で損益通算することができます。もちろん最初は売り上げが立たないのでゼロでも良いのですが、実際に事業を展開している必要があるので事業のパンフレットや名刺、Webなどを準備しましょう!
最後に
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