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【実践報告】生徒・先生必見?目指せ、志望校合格!楽しく面接練習!

 3学期が始まって最初の週が終わりました。久しぶりに大きな声を出したので、喉の疲れが顕著です。のど飴が手放せません。さて、今回はニコラスの「面接練習」の実践報告をしたいと思います。


先入観をもたないように😀

 今年度は担任がないので、3年生の担任の先生から「この生徒の面接練習をお願いしたい」と依頼され2名の生徒と関わっています。ほぼ初対面の生徒なので、事前に担任から生徒に関して説明がありますが・・・すみませんそんなに真剣に聞いていません。先入観なくその生徒と接したいからです。

否定せず笑顔で。そうすると生徒はノってくる🎶

 このスタイルを貫きます。受け答えで「本当はこちらの学校を希望していません」くらいのことを言わない限りは基本的に肯定します。まあ、そう言ったとしても「えっ?じゃあなんでこの学校希望したの?逆に気になる。」みたいにのっかちゃいます🫢

「大人とおしゃべりできるように」を心がける🗣️

 よく「面接だからいいこと言おう」とか「難しい言葉使おう」とかで、ノートに志望理由や将来のことをびっしり書いてくる生徒がいます。練習の際に「志望理由をお願いします」というと、待ってました!とばかりに覚えてきたことをよどみなく話してくれます。耳障りはいいのですが、果たして書いてあることを理解して斜っべっているのかなと疑問に思います。
 中には、話している途中で「あっ、間違えちゃった」とか「あれっ、なんだっだっけ」とか、こっちからしたら「明らかに覚えていることそのまま喋っているよね😟」と思ってしまうこともあります。面接練習あるあるですかね。
 そういう生徒にはなるべく普段使っていない「よそ行きの言葉」は使わなくていいから、「丁寧な言葉で大人とおしゃべりする」ことを意識させます。
 あと、質問に対して長文で準備しているものについては、【受験当日、めちゃくちゃ緊張したり、面接官から「一言で答えてください」】など予期せぬ状況になったことを想像させます。『その時に「これだけは言っておかないと後悔する!」って部分はどこ?』と問いかけ、準備してきた長文で重要な箇所を切り取らせます。その他の応答も長くなりそうなら「まず結論言っちゃえば楽だよ」と助言します。

フィードバックは一緒に悩む。この時間が最高に楽しい😂

 入室から退室まで一通りやった後のフィードバック。自分としては、この時間が一番大切で、楽しいです。
 生徒がよく悩んでいるのは「高校生活で頑張ったことがない」とか「部活動で身につけた力がない」とか「長所がわからない」など自分について話す素材がないこと、自己肯定感が高いとはいえないこと。でもよくよく聞くと、エピソードが出てくる、出てくる💡そしてやっぱり高校生活でとても尊い経験をしていることがわかります。

生徒を「一人の人」としてとらえ、「対等な立場」で、ニコラスの方から自己開示する

 「相手に名前をきく前にまず自分から名乗る」スタイルを私は大事にしています。なので、面接練習と言えど生徒にあれやこれや質問してばかりでは申し訳ないので、自分のこと話します。そうすると、生徒も話してくれます。当然、生徒の話は全肯定の全のっかり。気づくと時間が経ってお互いいい気分で終了。これを数回繰り返します。

2回目以降は・・・

 まず前回の確認。できるようになったことと、今回の目標を確認して行います。回数が増すごとに、表情にも自信がでてきます。

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