Limbus Company 新人管理人向け戦闘マニュアル 後編
後編では主に戦闘システムについて解説します。
戦闘画面の見方を知りたい管理人は前編をご覧ください。
こんにちは管理人。
今回は戦闘について解説します。
わが社の備品である囚人ですが、なるべく損害を押さえたいのは管理人様も同じであるはず。しかし、そのためには戦闘の知識が必要不可欠です。
今回は囚人たちの行う戦闘をシステム化した、集中戦闘方式と簡易戦闘方式について解説します。是非お役立てください。
前編では戦闘画面UIについて解説しました。
前提知識
今回は専門用語を多用します。一つ一つ説明したいのはやまやまですが、記事が冗長になるのを避けるため今回はしません。わからない場合は以下のページをご確認ください。
以上の知識を持っていること前提でマニュアルを進めます。
戦闘の流れ
以上のような流れで進みます。
マッチ
そもそもマッチって何?
スキル同士での力の比べあいです。
その力の比べあいに使用する数値が、マッチ威力と呼ばれる数値です。
マッチは以下のような流れで進行します。
マッチは必ずこの流れで進行していきます。
なんとなく覚えておきましょう。
マッチが発生する条件
マッチを語るうえで外せない数値が速度です。
この速度は「現在どれだけ早く動けるか」を示しており、数値が高ければ高いほど早く動けます。そのため、数値が高いほど行動が先になります。
この速度を踏まえたうえで、マッチが発生する条件を以下にあげます。
それぞれに対して補足説明をします。
1.自身が狙われている攻撃に対して迎撃したとき
スキルパネルを相手に合わせた時、スキルを選択したスロットを相手が狙っているとそのままマッチが成立します。
これは簡単で、「相手が狙っているためその攻撃に対して迎撃した」と考えるとわかりやすいです。
2.相手の速度よりこちらの速度が高いとき
スキルパネルを相手に合わせた時、こちらの速度が相手の速度より高いとマッチが成立します。
これは「相手より早く動けるため、相手の攻撃より早く割り込むことが出来た」という状況を想像するとわかりやすいです。
攻撃威力とマッチ威力
威力に関しての基本はスキルに関するマニュアルで述べた通り、
で求めることが出来ます。
スキル解説でも触れましたが攻撃威力とマッチ威力では威力の算出の仕方が異なります。
攻撃威力の際は攻撃するたびに1枚ずつコインを振って、その結果に応じてコイン威力が加算されていきます。攻撃するたびに威力が増えるように見えるのはコイン威力がコイントスの結果に応じて足されているからです。
マッチ威力ではコインを一斉に振って、その結果に応じてまとめてコイン威力を足します。一度に結果が出ているのはそのためです。
マッチしているときに何の状態にもかかっていないのに突然数値が上がった経験は幾度かあったことと思います。
実はマッチ威力は、これに加えて攻撃レベルの影響もうけます。
攻撃レベルは「攻撃の激しさ」だと述べました。マッチとはいわば「相手の攻撃との力比べ」なので、力比べにおいては攻撃が激しい方が有利なのは言うまでもないと思います。数値的に述べると、「マッチに使用しているスキル同士の攻撃レベル差3につき、高い方に+1のマッチ威力補正」がかかります。そのため、マッチ威力を高めようと思ったら攻撃レベルを高めるのも有効な方法です。3レベル上昇させれば1のマッチ威力上昇が見込めます。
精神力
精神力とは
「キャラクターの心理状態」を表します。+45が最大で-45が最小です。
この精神力には2つの側面があり、「EGOを撃つ際の資源としての役割」と「マッチを安定化させる役割」があります。順に解説します。
精神力の役割
まず「EGOを撃つ際の資源としての役割」です。こちらはEGOの解説でも言及しました。EGOを撃つ時にいくらか精神力を払ってEGOを撃ちます。これは「EGOを撃つ時は文字通り精神を侵蝕される」ためにおこる現象です。やみくもに打つと侵蝕現象で大変なことになるので注意しましょう。
問題は「マッチを安定化させる役割」です。
マッチ威力を決定するときにスキルコインを振ることは周知のとおりだと思います。コイントスの際に明らかに表に偏っているとき、明らかに裏に偏っているときはありませんでしたか?これはコイントスの確率に精神力がかかわっているために起きる現象です。
具体的には、以下の数式で求められます。
最大値(+45)のときは約95%、最小値(-45%)の時は約5%の確率で表が出ます。
これは「イケイケなほどうまくいく」状態をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。うまく囚人のメンタルケアをしましょう。
この二つの役割を合わせると見えてくるものがあります。それは、「EGOを撃つたびにマッチに不利になる」ということです。(例外あり)
EGOを撃つ時は必ず目的を持って撃ちましょう。例えば、敵の攻撃をはじいたりパッシブを発動させたり効果を発動させたりなどです。
精神力の回復
ここまでで精神力を高く保つことの重要性は伝わったと思います。では、精神力を高める方法を見ていきましょう。精神力については人格詳細画面の「精神力」から確認することもできます。
具体的には以下の方法で精神力を回復することが出来ます。
一つ一つ説明していきます。
1.マッチに勝つ
敵との力比べに勝つと単純にうれしいものです。マッチに勝つと1回につき精神力が10ほど回復します。これは敵も同じで、マッチに勝たれると敵の精神力が回復し手が付けられなくなります。戦闘の始まりにおいては敵も味方も精神力が0の状態からスタートするため、初動が大事です。始まりほど気を引き締めていきましょう。
2.自分よりレベルの高い敵を倒す
自分より強い相手を倒した時も単純にうれしいものです。
自分より強い相手を倒すととどめを刺した人の精神力が10、味方全員が5回復します。相手の方が強いからといってあきらめないようにしましょう。意外と何とかなるものです。
3.精神力回復効果のあるEGOを使う
ここにあげた方法以外で精神力を回復する手段です。
EGOの中には精神力回復効果のあるEGOが存在します。これらのEGOを効果的に用いて戦闘を有利に進めましょう。
パニックと士気低下
敵の精神力が-20を下回った時、士気低下状態となり弱体化します。
敵か侵蝕スキルを持たないEGOのみ装備した味方の精神力が-45となった時、パニック状態となり大幅に弱体化します。
士気低下状態、パニック状態は敵によって異なるためもし知りたい場合は詳細画面の「精神力」タブから確認しましょう。
罪悪共鳴
同じ色のスキルパネルをつなぐと起こす現象です。
罪悪共鳴を起こすと攻撃レベルが上昇し、マッチに有利になったり与えるダメージが増えたりします。
同じ色を連続で3つ以上つなげると完全共鳴という現象へレベルアップし、同じ数でもより効率的に攻撃レベルが上昇します。
この時、共鳴を起こしたパネルの数を共鳴数といいます。完全共鳴の場合は完全共鳴数といいます。スキルの説明を読むときに必要なので押さえておきましょう。
簡易戦闘
簡易戦闘は集中戦闘に加えて、「スキルをつなげていくだけで勝手にスキルの対象が決まっていく簡易的な戦闘」です。こちらは自分で対象を決めなくていい分、楽に戦闘を進行することが出来ます。
ただ、一つ注意しなくてはいけないのはスキルによる事故が集中戦闘より多いという点です。勝手にスキルの対象が決まる都合上、弱いスキルしかないときに別のキャラで受けてもらうということがしにくいです。そのようなときはEGOを撃つことで対処しましょう。
戦闘に関するQ&A
Q.マッチをしない攻撃を何と呼ぶの?
一方攻撃と呼びます。これは「相手の隙をついて一方的に攻撃する」状況をイメージするとわかりやすいでしょう。
Q.どのスキルをマッチさせたらいいのかわからない!
マッチさせると画面上部にスキルの説明が出てくるのと同時に、マッチの勝敗予測が出てきます。基本的にはこの予測に合わせて選ぶのがよいでしょう。
Q.絶対にマッチに勝たなくてはいけない攻撃って?
広域攻撃です。
攻撃加重値が2以上のものを広域攻撃と呼びますが、これを受けるとこちらは壊滅することがほとんどです。
広域攻撃だけはEGOを使用するなどして絶対に阻止しましょう。
Q.ダメージを効率よく出すにはどうしたらいい?
相手の耐性とこちらの属性を合わせて、弱点属性で殴ることが一番いいです。しっかりと弱点属性を持った編成で殴りこみましょう。
「防御レベルを極端に低めること」も候補には入りますが、スキルとの攻撃レベルと対象の防御レベル差が10レベル差ほどつくと頭打ちになることを考えると限界があるといわざるを得ません。
Q.守備スキルの使い時って?
マッチに勝てそうもない攻撃の被害を最小限にしたいときに使うとよいでしょう。
Q.守備スキルの使う順番がわからない!
こちらの速度がいくらであろうと、相手が攻撃してきたタイミングに合わせて使用します。相手の速度依存です。
Q.相手の守備スキルが厄介すぎる!
実は隠し仕様として「こちらの守備スキルを相手の守備スキルに合わせると相殺が発生して、相手の守備スキルが発動しなくなる」仕様が存在しています。
ただし、この方法で対処できるのは防御スキルと回避スキルのみである点に注意が必要です。
Q.簡易戦闘で反撃スキルを回避する方法が知りたい!
完全に攻撃しないしか方法がないです。
強力な反撃スキルを使ってくる相手には「そもそも攻撃しない」ことがベストですが、簡易戦闘では自動的にターゲットされるため難しいです。
完全に回避することは無理だと割り切って、混乱すると反撃スキルが発動しないことを利用して先制で混乱させるか、相手の攻撃はすべて守備スキルで受けることをお勧めします。
筆者より
ここまでお読みいただきありがとうございます。
スキ!してくださると舞って喜びます。
もし何かありましたら筆者X(@nichirinterasu)までお願いします。
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